子犬の噛み癖に困ってる?なんとかしたい噛み癖のしつけ方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

子犬の噛み癖に手を焼いていませんか?愛くるしい姿の反面、噛み付いて来られるとしつけでなんとかしてあげないと、と思いますよね。

実は子犬の噛み癖は避けて通れない道なんです。ただ、適切に対処していくことで噛み癖を改善していくことが出来ますよ!

今日は子犬の噛み癖への対処方法をご紹介しますので参考にしてみてください。

子犬の噛み癖はどうして起こるの?

子犬は生後3~6カ月頃に乳歯が抜け、永久歯に生え変わります。この時期歯茎がむずがゆくなり、噛みごたえのある物や硬い物をかみたがります。この行動を子犬の甘嚙みと呼びます。

子犬の乳歯は大変細く、先端が尖っているので力加減なく噛みつかれると、大人でも相当な痛みを感じます。

またこの時期、次第に体つきがしっかりとしてくるので、行動範囲も広くなり子犬同士でのじゃれ合い遊びが盛んになります。親や兄弟と共に生活をしている場合はお互いにじゃれ合う事で力加減を覚えたり、相手との遊び方を上手に憶えていきます。

しかしペットショップから購入した場合、生後間もない時期に親兄弟から離れるので、子犬にとっての遊び相手は新しい家族です。子犬は犬同士で遊ぶ習性そのままで家族にじゃれつき、噛みつくのでしっかりとしたしつけが必要です。

子犬の噛み癖は一生続く?

子犬の噛み癖は生後半年程で自然と治まります。歯が抜け変わり、家族との生活のルールを身に付ける事でむやみに噛みつく事が無くなるからです。

生後半年は人間の年齢で小学生くらいの精神年齢にあたります。十分に分別がつき、家族や他犬、他人とも上手につきあっていけるようになります。

しかし、子犬の時期の噛み癖の対応を間違えてしまうと生後半年を過ぎても噛み癖が治まる事が無く、成長と共に噛む力が強くなっていきます。次第に自己主張をする手段として噛みつくようになり、わがままな性格に育っていきます。

子犬の時期は歯茎のむずがゆさによる噛みつきと反抗や反撃による噛みつきとの見分けがつきにくく、つい甘やかしてしまいがちです。しかし成長後にもこの問題行動が続くと考え、しっかりとしつけをしておきましょう。

子犬の噛み癖は犬種、性格別に対処する

子犬の噛み癖への対処法はいくつかの手法があります。しつけに関する本やしつけ教室の講師によってその手法は異なります。飼い主としてはどの手法を選ぶべきか、マニュアルの通りにしつけをしても効果がないと悩む事もあるでしょう。

犬は非常に共感性の強い動物です。まるで人間の子供と同じ様に小さなころから性格が多用です。その為、画一的なマニュアルがすべての犬に通用する事はありません。

それぞれの性格や犬種、サイズ、家庭環境、飼い主の飼育歴など様々な条件を踏まえて、しつけ方を変えていく必要があります。

例えば、頑固で勝気な性格のテリア種の犬と元来の愛玩犬として輩出されたパピヨンとが同じしつけ方で、同じ様に効果が出る事はないという事です。

家庭環境も重要です。飼育経験のある大人だけの家庭で犬を飼う場合と小さな子どもがいる場合とではしつけ方は大きく異なります。マニュアルはあくまでも参考と考え、自分の環境にあった方法にアレンジを加えしつけに取り組みましょう。

勝気な性格の子犬への対処法

犬の中には非常に勝気で、叱られると反撃をする性格の犬がいます。代表的な犬種は猟犬種、テリア種などです。ダックス、チワワ、シュナウザー、ヨークシャテリア、コッカー、コーギーなどにこの気質は強く見られます。

このような気質の子犬が飼い主に噛みついた時に、叩き返したり、強く叱ってもまるで効果はありません。強く叩けば、より強い力で噛みつき返し反撃に出ます。次第にお互いの力比べになり、飼い主が屈してしまえば、益々反撃が強まります。

無視をするという手法でしつけをすれば、飼い主が自分より弱く逃げ去ったと理解しますます強気な態度に出ます。

このような気質、問題行動を子犬の時期の一過性の行動と考えてはいけません。このような気質の犬は、強気に出る事で自我を通せると考え、成長と共のより強い行動に出ます。体が小さく、飼い主でもコントロールしやすい時期にしっかりとしつけをし、噛みつき事はどのような状況であっても行ってはいけないと理解させましょう。
しつけの方法は次のような方法があります。

①子犬を自由に遊ばせます
②子犬が興奮し、噛みつきの仕草を見せたら、子犬の脇を抱え持ち上げます。(後ろ足が宙に浮く状態にします)
③子犬が暴れたり、噛みつこうとしても一切言葉を掛けずにそのままの姿勢を保ちます
④子犬が完全に脱力したら、良しと声を掛け、開放します

この方法を繰り返すと、子犬は反撃できない事があるというルールを理解します。何度か繰り返しているうちに、どのような行動をとれば、行動が制限されるのかを理解します。

このタイプの犬種は非常に知能が高く、覚えも早い特徴があります。強く叱る、叩くよりもスムーズに頭で理解させる方法が効果的です。

体が大きく、抱き上げによるしつけが難しい場合には、子犬を仰向けにさせ、押さえつける方法も同じ効果があります。子犬が降参し、暴れなくなるまで仰向けの姿勢を保たせましょう。

また、噛みついた時に叩く場合は頭や背中を叩いても鈍痛しかないので、犬は痛みをさほど感じません。そのような場合は、鼻先を軽くはじくと痛みが強く効果的です。
噛みついたまま放さない場合は、耳の中を軽くくすぐると思わず口を開ける事もあります。

気質が激しく、勝気な犬の場合、北風と太陽の方法を思い出し、どうすればより効果的に改善出来るのかそれぞれの家庭にあった方法を見出しておきましょう。

憶病な性格の子犬への対処法

犬の中には元来の愛玩犬として輩出された犬種や犬種の特性として非常に繊細で神経質な性格の犬がいます。例えば、愛玩犬といえばパピヨンやマルチーズ、ポメラニアンなどです。繊細な犬はシェルティやダルメシアンが代表格です。

このような性格の犬は厳しく叱る、叩くなどの行為に飼い主が出ると極度に怯える、もしくは恐怖のあまりに反撃に出る事があります。

このような犬のしつけには「正体不明」な存在を作り出すことが効果的です。例えば子犬が飼い主の手や足、洋服の裾を執拗に噛む場合は、子犬が見ていない隙に苦みのあるスプレーをふりかけ、子犬にあえて噛ませます。

犬は苦みがとても苦手です。正体不明、原因不明ながらも苦手な臭いがする事に驚き、警戒し、次からは同じ行動を繰り返さないようになります。

この方法は子犬に気がつかれない事が成功の秘訣です。スプレーでなくても大きな音でも効果があります。空き缶に石を入れ、子犬が噛みつこうとした瞬間にガシャガシャと鳴らします。投げつけたり、落下させてもいいでしょう。

子犬が問題行動を起こすあとではなく、起こす前に驚かせることで行動を思いとどまり、次第に同じ行動を繰り返さないようになります。

このような気質の犬には、叱るのは正体不明の存在であって、飼い主はいつでも優しく、子犬の見方であると理解させるとしつけがスムーズにはかどります。

小さな子どもにばかり噛みつく場合の対処法

子供の遊び相手にと犬を飼い始めたものの、子犬が子供にばかりじゃれつき、時には子供を泣かせてしまうこともあるでしょう。なかなか噛み癖がなおらずに手を焼くものです。

中にはあまりに子犬のコントロールが出来ないので、子犬を終日サークルの中に入れたままという家庭も少なくはありません。しかしサークルにどれだけ長時間入れても、子犬が自ら反省する事は決してなく、サークルから出すとかえってストレスを発散しようと激しく暴れまわります。

子犬と子供との良好な関係を築くには、決して投げ出さずに教え続ける事が必要です。子犬が子供にばかりじゃれつくのは、子犬がじゃれつき、噛みつく事で子供が甲高い声で反応をするからです。この声に子犬は興奮し、益々テンションがあがります。

この行為は、ピーピーと音がするおもちゃを犬に与えると、犬が夢中になって遊ぶ行為と同じです。このような時、子供自身が子犬を叱る事が最も有効ですが、なかなか難しいでしょう。そのような時には、大人が代りにしつけをします。

①ホイッスルを用意し、大人が常に携帯しておきます
②子犬と子供とが仲良く穏やかに遊べている間は静かに見守ります
③子犬が次第に興奮し始め、子供に強く噛みつこうとした瞬間にホイッスルを鳴らします
④ホイッスルの直後に子犬にオスワリをさせ、興奮を沈めます

大人が子供から離れた場所に入る時は、ホイッスルを鳴らした後で、「オイデ」と指示をだし、子犬を子供から離れた場所へ呼び寄せます。この練習を繰り返すうちに、子犬はホイッスルの音に反応し、条件反射的に行動が出きるようになります。

食欲が旺盛な性格の子犬の場合は、ホイッスルと同時におやつを見せると、おやつに夢中になり、子供への攻撃をすぐにやめるでしょう。

子供自身にしつけをさせたい、世話をさせたいと大人は考えますが、子供と子犬の精神年齢が同等の場合、いずれかが優位に立つ事は大変難しいものです。子犬の噛み癖の時期を終えるまでは、大人が積極的にしつけに参加をしましょう。

子犬との上手な暮らし方

生後間もない時期の子犬は天真爛漫でどのような行動をとってもすべてがほほえましく思えます。

しかし犬は人間の想像以上の早さで成長をします。生後3カ月、半年としつけをしかりとせずに育ててしまうと気がつけば、問題行動が多々ある犬に育ってしまいます。大目に見る事、家族としてしっかりとルールを教える事を区別してしつけに取り組みましょう。

また生後一年未満の子犬は、ドッグランやパピーパーティへ参加させ、犬同士のふれあいをさせる事もしつけに効果があります。

日ごろ家族と接している中で、遊びの最中に相手を噛む事を当然と考えている子犬は、ドッグランやパピーパーティでも同じ行動をとります。その時、他犬から反撃をされたり、噛みつかれたりする事で次第に力加減を覚え、むやみに相手に噛みついてはいけない事を理解します。

人間に何十回と叱られるよりも、他犬に一回叱られる方が子犬には効果があると言われています。ぜひ積極的に他犬との交流をさせましょう。

特に被毛が長く、生涯にわたって自宅でのお手入れが欠かせない犬種の場合、子犬のうちから噛み癖をしっかりと治しておく必要があります。プードル、マルチーズ、コッカーといった犬種は、噛み癖を治しておかないと家庭のブラッシングやトリミングショップを利用するたびに強く噛みつき、拒絶の意思表示をする事があります。

この問題行動は条件反射的でなかなか成長後に改善させる事は困難です。その為、子犬のうちにどのような場合であっても噛みついてはいけないと理解させておきましょう。

子犬の噛み癖は本来生後半年程でおさまるものです。もしこの時期を超えても継続する傾向がみられる場合は、生後一年を迎えるまでに完全に噛み癖を解消出来るようにしつけに取り組みましょう。

まとめ

子犬の噛み癖はその子の犬種や性格を見極めて対処してあげることで効率的なしつけが可能です。ただ、噛み癖はイタズラのためにしているわけではありません。

歯のムズムズを違う方法で解消してあげる必要があります。今日ご紹介した犬種や性格別の対処方法を参考にしていただき、噛み癖解消にお役立てください!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る