ドッグフードには様々な種類がありますが、皆さんはどのようにして愛犬の食事を選んでいますか?
犬は基本的に何でも食べますから、出来るだけお金がかからないように安いものを選んで買っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、与える食事によって犬の健康は大きく左右されます。
きちんと知識を持って食事を選ぶだけで、今まで愛犬が抱えていた持病やアレルギーの症状を軽くできることもあります。
その中でも「ロイヤルカナン」は、様々な症状に合わせた繊細なドッグフード開発を進めています。
食事の重要性
人間が健康的に過ごす為に出来ることは沢山あります。
早寝早起きをしたり、運動をしたり、バランスの良い食事を摂ったりと、意識的に行動すれば出来ることばかりです。
しかし、犬の健康はほとんどが食事から成り立っています。
犬の睡眠をコントロールすることはまず不可能ですし、散歩以外の運動を増やすのも飼い主さんの都合で厳しいことがほとんどです。
なので、犬の健康を気遣うなら食事に気を付ける他ありません。
愛犬が慢性的な肥満やアレルギーを持っている場合は特に食事には気を付けるようにしましょう。
なぜなら、愛犬が抱えている健康面での問題をドッグフードが解決してくれる場合があるからです。
犬の健康的な食事の代表的なメーカーとして、「ロイヤルカナン」という会社があります。
ロイヤルカナンは様々な健康問題に適応したドッグフードを提供しているので、愛犬の肥満やアレルギー等で悩んでいる方におすすめです。
ロイヤルカナンとは?
ロイヤルカナンとは、“栄養素こそが最良の薬”として、治療が終わった後も病気を再発させることがないようサポートするドッグフードを開発している会社です。
病気の治療をしてもすぐに再発してしまっては意味がありません。
そこでフランスの獣医師ジャンカタリー博士は、犬本来が持っている健康を最大限に発揮できる特別な栄養バランスを発見し、ロイヤルカナンのドッグフードを開発しました。
“適切な栄養こそが最良の薬である”というジャンカタリー博士の姿勢は現在も受け継がれており、会社の理念として今も犬や猫の健康に大きく貢献しています。
過去の研究に固執することなく、獣医師やブリーダー、専門家やその他ペットのエキスパートたちと協力し最適な栄養バランスを今も研究し続けています。
犬種や生活スタイル、健康状態による様々な問題を改善に導く為、犬や猫に関する知識を深め続けることも怠りません。
ロイヤルカナンは、製品の品質向上に前向きに追求し続ける会社です。
またロイヤルカナンは商品の安全性も申し分なく、工場に原材料が届き次第すぐに検査・分析が行われ、自社独自の厳しい安全基準を満たしたものだけが工場内で使用されています。
これは世界中どこの工場でも同じなので、どの国に移り住んだとしても安心です。
製品全体の安全性は勿論のこと、それぞれの個体に合ったドッグフードの提供が出来るのもロイヤルカナンの強みです。
子犬には免疫力を高めるドッグフードを、年齢を重ね肥満気味になった犬には減量を目的としたドッグフードを、アレルギーを持っている個体にはアレルギーが発生しないようなドッグフードを。
ロイヤルカナンは様々なニーズに合わせた商品開発を行っているので、きっとあなたの愛犬に合ったフードも見つけられるはずです。
更に驚きなのが、ニーズに合わせて栄養面をこだわるだけでなく、製品の形にもこだわりがあります。
犬種によって異なる顎の形・消化のスピード・腹持ちの良さを徹底的に研究し、フードの形や大きさを全て変えているんです。
ここまで念入りに犬や猫の“真の健康”を守る為に動き続けるロイヤルカナンは、創業から50年以上たった今も世界中の愛犬家たちから全幅の信頼を寄せています。
ロイヤルカナン公式HPには様々な商品ラインナップが載っているので、ぜひ1度覗いてみてください。
HPから商品を購入すると、15:00までの支払いで当日出荷、5000円以上(税抜)の購入で送料無料、定期購入ができるなどの利点もあるので、オンラインショップでの購入は非常に便利です。
商品数が多いのでどれを選べば良いのかわからないという方の為に「おすすめのフード検索」というページもあります。
犬種毎に適したフードを選べたり、年齢で選べたり、抱えている疾患に適したフードを検索できたりと、手厚くフード選びをサポートしてくれるのでとても便利です。
ロイヤルカナンで改善される可能性がある疾患
ロイヤルカナンには様々なニーズに応えた商品が沢山あります。
ここでは犬に多く見られる疾患について、ロイヤルカナンでどのような改善の可能性があるのかいくつか紹介していきたいと思います。
①肥満
肥満は非常に軽視されがちですが、立派な病気です。
犬の肥満は百害あって一利なし。
肥満というだけで心臓や関節に大きな負荷がかかり、糖尿病などの他の病気を誘発し犬の寿命を縮めていきます。
どれくらい太ると肥満かというと、犬の適正体重を15%以上越えてしまうと肥満と言われています。
犬を飼っている方ならおわかりいただけると思いますが、犬の食欲は果てしなく与えれば与えるだけ食べてしまうので、飼い主さんが食事のコントロールをしてあげることは犬の健康を守る上で必要不可欠です。
それくらい、犬が肥満になるということは飼い主さんの責任が大きいと言えます。
肥満になりやすい犬種は特に注意が必要です。
■肥満になりやすい犬種■
柴犬・パグ・フレンチブルドック・ダックスフンド・ビーグル・スコティッシュテリア・ラブラドールレトリーバー・ゴールデンレトリーバー・シェットランドシープードック・ミニチュアシュナウザー・コーギー・ボストンテリア など
適正体重などがよくわからないという方は獣医師に相談してみるのもいいですが、肥満かどうか自宅で簡単にチェックする方法もあります。
それは、簡単な触診と視診をすることです。
まずは、犬を上から見てみましょう。
適正体重の犬は上から見たときにくびれがはっきりと見えますが、肥満の犬はくびれが見えません。
重度の肥満の場合はくびれがないどころかお腹が丸みを帯びています。
触診の際は、犬の胸部(肋骨)を触ります。
適正体重の犬は肋骨に余分な脂肪がなく肋骨を直に確認することができます。
肥満の犬の場合は肋骨が余分な脂肪で覆われ、手で肋骨を触るのが困難です。
以上の方法で犬が肥満に陥っているかどうかを確認し、肥満と判断できる場合は食事量・回数のコントロールと食事内容の見直しをするようにしましょう。
ドッグフードに特にこだわりがないという方は、ロイヤルカナンの減量用商品「ライトウェイトケア」がおすすめです。
この商品を与えられた犬の約70~90%が8週間以内の減量に成功しているというデータがロイヤルカナン調べで明らかになっています。
減量用ということで十分な栄養素が摂れないのではないかと心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、心配はいりません。
この製品はロイヤルカナンの理念に基づいた適切な栄養バランスで設計されており、低カロリーでも満腹感を得られるよう作られています。
適切な量のタンパク質も含まれているので、筋肉まで痩せてしまうということなく健康的な体系になるようサポートしてくれます。
減量用と一言にいっても小型犬用・中型犬用・大型犬用・高齢犬用など個体に合わせたフードを選ぶことが出来るので、ぜひ愛犬に合わせたフードを選ぶようにしてみてください。
減量用フードに頼るだけでなく、おやつの量を制限したり少し多めに散歩してみたりと他の工夫も怠らないようにしましょう。
②食物アレルギー
犬の食物アレルギーが引き起こす症状は、主に下痢、嘔吐、皮膚炎などです。
食物アレルギーの発症には兆候があり、糞の回数が多くなったり季節に関係なく痒がったりします。
顔回りやお腹、背中などに炎症が見られる場合は食物アレルギーの可能性が非常に高いです。
食物アレルギーの対処法としては、まず何といってもアレルゲンを食事から取り除いてあげることが重要です。
アレルギーの原因はタンパク質である場合がほとんどなのですが、タンパク質にも色々あるので1度獣医師に診てもらうといいでしょう。
普段与えている食事にアレルギーの原因であるタンパク質(アレルゲン)が含まれていたら、すぐに食事をアレルゲンが含まれていないものに切り替えます。
食事以外のことが原因でアレルギーが発症している場合でも食事を変えると症状が良くなることもあるので、何もしないよりは試しに食事を変えてみることをおすすめします。
獣医師と相談しながら今まで摂取したことのないタンパク質の食事を与えてみることと、皮膚疾患にも適したロイヤルカナンの「ダーマンコンフォート」もおすすめです。
食物アレルギーの食事療法中はおやつはあげず、余計な栄養素を与えないよう注意しましょう。
③心臓病
実は10歳以上の犬の約30%が心臓病であると言われています。
心臓病は後天的に起こることが多く、犬の死因第2位とどの犬にも起こり得る病気です。
心臓病の症状としては、咳や呼吸困難、運動をしたがらない、食欲が低下し痩せてくる、お腹が膨れてくるなどの症状があります。
心臓病の発症は小型犬に多くみられ、メスよりオスの方が発症しやすいとも言われています。
■心臓病になりやすい犬種■
プードル・チワワ・ダックスフンド・ビーグル・コッカースパニエル・キャバリア・ヨーキー・マルチーズ・ミニチュアシュナウザー・ドーベルマン・ボクサー・セントバーナード
肥満や皮膚炎などと違い目には見えない病気なので、発見が遅れてしまうことが多く気付いたら重症化しているというケースも少なくありません。
心臓病は発見が難しい分、少しでも早期発見をして病気の進行を遅らせることが大切です。
定期的に健康診断をし(理想は3ヵ月に1度)、獣医師に心臓の音を聞いてもらうようにしましょう。
心臓病の進行を遅らせるのに役立つのが、ロイヤルカナンの「心臓サポート」です。
心臓病は常に進行している病気で、症状が重くなると食欲が落ちる為食事療法が出来なくなってしまいます。
そうならない為にも、早期発見をし早い段階から心臓サポートのような食事で病気の進行を遅らせることが大切です。
おわりに
上記で紹介した疾患の他にも、ロイヤルカナンは様々なニーズに合わせた商品を開発しています。
何か病気になったら病院で施術をするだけが手段ではありません。
普段の食事で、飼い主さん自らが犬の健康をサポートすることが出来ます。
食事に気を遣うだけで様々な病気を抑制・予防することが出来るので、毎日あげる食事内容を今1度見直し、愛犬の健康を末永く守っていきましょう。