ペットフードの種類には何がある?大きさや年齢別の選び方も解説!

可愛いペットが健康に長生きするためには、ペットフード選びがとても大切です。

犬も人間と同様、食べたものから体を作っています。

しかし、大切とわかっていても種類が多すぎて何をあげれば良いのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ペットフードの種類と様々な要素における選び方について解説をしていきます。

しっかりと理解した上で愛犬に適したペットフードを選びましょう。

ペットフードの選び方を解説!

ペットフードを選ぶ時には、年齢や犬種だけでなく使用用途で選ぶことが大切です。

飼っている愛犬の特徴に合わせて適したものを選ぶようにしましょう。

年齢で選ぶ

犬は、年齢に応じて必要な栄養素が異なります。

生まれてから1歳までの子犬期は、体をつくる時期です。

そのため、子犬期には添加物を不使用で栄養素が多いものを選ぶようにしましょう。

特に見るべきポイントは、動物性タンパク質が豊富であるかです。

動物性タンパク質は、体をつくる栄養素なので子犬期にしっかりと摂取させてあげることで健康な体作りにつながります。

また、添加物はできるだけ使用していないものを選んでください。

添加物によっては発がん性が含まれていることがあり、食事が原因で病気になってしまうということも少なくありません。

子犬期から成分表をみて選ぶようにしてください。

1~7歳の成犬期の愛犬には、栄養素のバランスを考えたペットフードを選びましょう。

子犬期に与えていたペットフードは、脂質などの栄養価が高く太りやすい特徴があります。

そのため、成犬期になったらペットフードを変えましょう。

特に見るべき栄養素としては、「ミネラル」「タンパク質」「ビタミン」です。

これらの栄養素をバランスよく摂取することが健康維持につながります。

また、成犬期は一番長い期間なので、1種類のペットフードをあげ続けていると飽きて食べなくなることがあります。

食べ飽きを防ぐために何種類かのペットフードをあげてローテーションするのがおすすめです。

その際、栄養素が偏らないようしっかりとバランスの良いものを選ぶようにしてください。

7歳以上の老犬期の食事では、体の機能が少しずつ低下していきます。

そのため、栄養価が高くて低脂肪なものを選ぶようにしましょう。

老犬期は、アゴの力が弱くなり食も細くなっていきます。

そのため、少量でも栄養を摂れるものを選びましょう。

特に中鎖脂肪酸が摂れるものであれば脳機能の維持にも繋がるので覚えておいてください。

よく食べる愛犬の場合には、しっかりと量を調整して肥満にならないように気をつけて量を変更してください。

犬種で選ぶ

犬は、犬種によって体型が異なります。

飼っている愛犬の体型に合わせてペットフードを選ぶことで健康に長生きしてくれるのです。

10kg未満の小型犬には、粒が小さいものを選びましょう。

小型犬は、アゴや口が小さいので粒が大きいと喉に詰まってしまいます。

小型犬に粒の大きいペットフードを与えた結果、喉に詰まらせて戻してしまうということがありました。

噛み砕ける大きさのペットフードを与えるようにしましょう。

注意点として、小型犬向けのペットフードは脂質が多い傾向にあります。

運動不足になると肥満になってしまうことがあるので要注意です。

特にダックスフンドは、肥満になるとヘルニアを患ってしまう可能性が高まります。

太ってきたら量を減らす、もしくは運動量を増やすようにしましょう。

25kg未満の中型犬は、運動量が豊富で活発なのが特徴です。

できるだけ運動をし続けられるようにタンパク質で筋肉を維持するようにしてください。

犬は、歩けなくなると一気に元気が無くなってしまいます。

タンパク質で筋肉を維持しつつ、体重も管理しましょう。

タンパク質以外には、抗酸化作用のある「ビタミンA」や「ビタミンC」が摂れるフードを選ぶことで、老化防止につながります。

運動後に免疫力が低下する活性酸素が出てきますので、しっかりと抗酸化作用のあるビタミンを摂取させることで健康寿命が伸びます。

25kg以上の大型犬は、大きな体を支えるための関節や心臓に負担がかかります。

そのため、タンパク質と脂質が多すぎないフードを選ぶようにしてください。

また、大型犬はお腹を壊しやすい犬種が多くいます。

そのため、腸にも優しいフードを選ぶようにしましょう。

朝に優しいフードを選んでもお腹を壊す場合には、油分が原因である可能性があります。

そのため、余分な油分をお湯で洗い流すなどして愛犬に適したあげ方をしてください。

使用用途で選ぶ

ペットフードは、大きく分けて「総合栄養食」と「一般食」に分かれています。

総合栄養食とは、主食をイメージしてもらえるとわかりやすいです。

ペットフードと水を与えるだけで必要な栄養素が摂れ、健康が維持ができるものが総合栄養食と設定されています。

まずは、パッケージに総合栄養食と記載のされているペットフードを選ぶようにしてください。

一般食とは、総合栄養食に加えてあげることで食いつきが良くなったり足りない栄養を保管できるペットフードのことです。

総合栄養食が主食であるのならば、一般食は「おかず」と位置付けられています。

そのため、一般食だけを与えてしまうと栄養不足になってしまうかもしれません。

基本的には、総合栄養食を与えて必要に応じて一般食を混ぜるようにしてください。

パッケージに表記があるのでしっかりと確認をしましょう。

ペットフードの種類を解説!

ペットフードの種類は、「ドライフード」「ウェットフード」「ソフトドライフード・セミモイストフード」の3つに分けられています。

それぞれ特徴がありますので愛犬に合うタイプのものを選びましょう。

栄養価の高い「ドライフード」

ドライフードは、水分の含有量が10%以下でカリカリとしています。

水分含有量がとても少ないので、保存期間が長くコスパが良いのも特徴です。

また、硬いので自然と咀嚼回数が上がり、唾液が分泌されるので歯垢が取れて歯の健康管理にも適しています。

ただ、硬い分アゴの力が弱くなってくると食べづらくなってしまうというデメリットもあります。

栄養価の観点からも様々なものが販売されており、愛犬のライフステージに合わせて選ぶことができます。

最初に検討すべき種類なのがこのドライフードです。

ドライフードでおすすめ Supuremo(シュプレモ)

Supuremo(シュプレモ)の原材料は、顔の分かる信用された農家と供給源からのみ仕入れているので安心できます。

成分表を見てみてもアレルギーを引き起こしやすいと言われている、とうもろこしや小麦などが使用されていないのも安心です。

年齢といったライフステージに合わせた種類も豊富に用意されているので長く愛用できるドライフードです。

シュプレモの詳細はこちら

歯が弱くても安心「ウェットフード」

ウェットフードは、水分含有量が75%と柔らかい生色のようなペットフードです。

とても柔らかく、咀嚼が楽なのでシニア犬などの噛む力が弱い犬でもしっかりと食べることができます。

また、ウェットフードは生物に近いので食い付きがよく、飽きずにたくさん食べてもらえるのが魅力です。

ただ、水分量が多いので賞味期限が短く保存方法を間違えると腐ってしまいます。

食べ残しも残りやすく、歯垢も付きやすいので口臭の原因にもなるので注意です。

ウェットフードでおすすめ K9ナチュラル

ニュージーランド産で人間の食用に育てられた家畜などを使用しています。

また、保存料や香料を使用しておらず自然由来の食事を与えることができるのです。

匂いも良いため食い付きも良く、ドライフードと混ぜるのもおすすめです。

K9ナチュラルの詳細はこちら

中間の性質を持つ「ソフトドライフード・セミモイストフード」

ソフトドライフード・セミモイストフードは、水分量が25%35%ほどであり、ドライとウェットの中間の性質を持っています。

形はドライフードと似ていますが、水分を少し含んでいるので柔らかくて食べやすいのが特徴です。

同じくらい水分量が含まれているソフトドライフードとセミモイストフードですが、加工法に違いがあります。

ソフトドライフードは、ドライフードと同じで発泡処理を行なっており、丸くて柔らかいのが特徴です。

柔らかいので食べやすく、老犬や子犬でも簡単に食べることができます。

一方、セミモイストフードは発泡処理を行なっていないので締まっています。

お肉の匂いがするので、食い付きは良くなりますが添加物を使用していることが多いのがデメリットです。

原材料にも注意!

ペットフードを選ぶ時には、原材料に注意をすることが愛犬の長生きにつながります。

特に着色料は発がん性を持っているにも関わらず多くのペットフードで使用されているのです。

その中でも、「赤色2号」「赤色102号」「赤色106号」「黄色1号」「黄色4号」などと記載されているものはできるだけ避けるようにしてください。

これらは、海外では認可されていないにも関わらず日本では使用が許可されているものばかりです。

犬は、人間と同様ガンを発症しやすく死亡原因としても1位として取り上げられています。

できるだけ健康に長生きしてもらうためにも添加物は使用されていないものを選びましょう。

セミモイストフードでおすすめ EZO(エーゾー)

多くのソフトドライフード・セミモイストフードには、保存料や添加物が入っています。

しかし、EZO(エーゾー)は保存料・添加物が無添加なので安心して食べさせることができます。

原材料として使われているお肉は、エゾ鹿肉を使用していたりとアレルギーを持っている犬にも安心してあげられるのが魅力です。

EZOの詳細はこちら

まとめ

ペットフードは、総合栄養食と一般食などの他、硬さでも3種類に分かれているなど種類が豊富です。

種類が豊富なだけでなく、多くのメーカーがペットフードを販売しています。

愛犬に長生きしてもらうためにも年齢や体型、不足している栄養素に合わせて選びましょう。

自分で判断ができない時は、このサイトだけでなく獣医に相談をしながら愛犬の健康を最優先したペットフードを選ぶようにしてくださいね。