ボーダーコリーはしつけが重要!ボーダーコリーしつけの基本

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ボーダーコリーのしつけについて、ネットなど検索していると

「飼い主のしつけ次第で良くも悪くもなる」

「犬の中では一番賢いが、しつけ方を間違えると手の付けようがなくなる」

などの記事を良く目にしませんか?

実際、ボーダーコリーはとても賢く魅力的な犬ですが、しつけをきちんとしないと本当に手の付けられない子になってしまい、手放さざる負えなくなってしまいます。

しっかりしつけをしていれば本当に良いパートナーになってくれますので、今回はボーダーコリーを飼いたい方にしつけのコツについてまとめてみたので是非参考にしてください。

まずはボーダーコリーの特徴や性格を知りましょう!

ボーダーコリーのしつけはなぜ?難しいと言われているのでしょうか?それを理解してもらうためにまずはボーダーコリーの歴史や特徴、性格を見ていきましょう。

ボーダーコリーの歴史

原産国はイギリスで、イングランドとス子とランドの国境(ボーダー)が故郷と言われています。8世紀~11世紀バイキングがトナカイ用の牧羊犬としてスコットランドに持ち込んだ犬とイギリスに元々いた犬との交配によりボーダーコリーの原型が作られたそうです。

容姿よりも牧羊犬の能力を高める事に重点を置いて改良された犬種です。産業革命によってウール産業が盛んになると特に、牧羊犬は重宝されるようになり、羊飼いたちは、優秀な牧羊犬を求めて能力を競い合うようになりました。

1873年にはスコットランドで牧羊犬競技会が開催され、イギリス中から様々な牧羊犬が集まり、能力を競い合いました。そのなかでももっとも優秀だった犬が「ボーダーコリーの元」になった犬です。

牧羊犬競技会によって注目を集めた事で、色々な改良を経て現在の姿になり、1915年ごろに初めてボーターコリーという名前で呼ばれるようになります。

ボーダーコリーの特徴

牧羊犬と言えば、コーギーのように噛んだり、シェルティーのように吠えたりなどの攻撃的な行動で羊の群れをコントロールしてきました。しかしボーダーコリーの場合は攻撃的な方法ではなく、体を低く伏せ目をつかって追いやっていく方法で群れをコントロールします。

1893年にボーダーコリーの父と呼ばれる牧羊犬オールド・ヘンプが誕生。現在存在しているボーダーコリーで彼の遺伝子を持たないボーダーコリーはいないと言われていることから、そう呼ばれているそうです。彼の最大の特徴は【目の力】だけで静かに羊の群れをコントロールすることでした。

その後1901年にはオールド・ヘンプの眼の力に加え、優しさを特徴とした穏やかな牧羊犬オールド・ケップが誕生し、この2頭の誕生により、羊がストレス無くコントロールされるようになりました。

ボーダーコリーの性格

一言でいうと、プライドの高い優等生!

牧羊犬として活躍してきただけあり、とても活発です。賢さは人間的な知能に近い賢さを感じさせられるほど!そして警戒心が強く俊敏で敏感です。

飼い主には優しく忠実ですが、その他の動物や人間にはあまり興味を示そうとしません。賢さ故に自分より順位が下だと思われてしまうと言う事を聞いてくれなくなります。そしてなにより、ずる賢さもピカイチです!

ボーダーコリーのしつけの重要性

ここまでしつけをきちんとしましょう!と促しているのは、本当にしつけをしないと手を付けられない子になってしまうからです。

ペットとして、室内犬や室外犬を飼う際にあまりしつけをしないという家庭も増えてきています。吠えることや便などのしつけをしないで好きに育てるのは決して悪い事ではありませんし、1つの楽しみ方でもあります。しかしボーダーコリーの場合はそれが良い事に繋がる可能性はかなり低いです。

まずボーダーコリーは賢いので警戒心が強い子が多いです。中には誰にでも懐く子もいますが、基本的に人間をしっかりチェックしています。そのため信頼に足りない人間だと判断されると、常に吠えて来るようになったり、警戒を強めてしまったりされてしまいます。

主従関係も壊れてしまう事もあります。主従関係が壊れてしまうと、言う事を全く聞いてくれなくなり、犬を飼うと最低限覚えさせておかないといけない「待て」さえも聞いてくれなくなったり、覚えてくれなくなります。こういった事からも適切な関係を維持する事だけではなく、素晴らしいパートナーになるかどうかはしつけが影響しているといっても過言ではないのです。

しつけを行う時期やタイミング

一般的に生後2~3ヵ月くらいが良いとされています。ですので、お家に迎えて、落ち着いた頃からしつけを開始しましょう。

ただしつけは体力も使いますので、闇雲に毎日何時間もしつけを行うのではなく、まずボーダーコリーの体調を見て、元気がいいと感じるタイミングでしつけを行いましょう。

まずは上下関係のしつけをしましょう

上下関係はしつけをするにあたって必ず影響してくるので、しっかりと取り組むようにしましょう。

・出入りや食事は人間が先。犬はすべてが終わった後に。
・人が要求した事をさせ、犬が要求したことに従う関係にならない。
・散歩時のリードウォークはうまくいかなくても、毅然とした態度を続ける。
・犬との接し方は人が指示し、犬がしたがって人が褒めるのを一つの形として定着させる。

などを徹底しましょう。

トイレのしつけについて

中型犬ですが、家の中で飼う方も多くなっています。そういった家庭では一番覚えてほしい事の一つに入りますよね。

しつけのコツとしては、サークルを使ったやり方がおすすめです。

朝起きたときや食後などにサークルで囲ったトイレに連れて行き、排泄したらしっかりと褒めてあげます。排泄してから30分ほど経ったらまたトイレに連れて行きます。

そこでなかなか排泄しなければサークルの扉を閉めて、そのまま入れておきます。排泄し終わったら出してあげて褒めてあげます。これを繰り返しましょう。最初の頃はうまくいかない事が多いですが、根気よく続けることでしっかり覚えてくれます。

無駄吠えのしつけについて

無駄吠えや夜泣きなどの対策やしつけは様々な方法があります。個体により向いているしつけ方もありますので、参考までに!

無駄吠えは理由もないのに吠えているように感じますが、犬が吠えるという事は何らかの理由があります。興奮していたり、ストレス、何かを要求、恐怖、警戒など理由は様々です。まずは吠えている原因を探っていくことが重要です。

特にボーダーコリーは牧羊犬として活躍してきた犬で、咄嗟のときや大きな物音などに警戒して吠えることがあります。吠え声も大きい方ですので、近所迷惑にならないようにしっかりとしつけをしましょう。

興奮の場合

吠える前にいったん冷静にさせましょう。吠えそうだなと思ったらその前に「おすわり」など別の指示を出してください。言う事を聞いたら沢山褒めてあげましょう。

吠えた後だと興奮していて言う事を聞きませんので、興奮する前に支持を出すことがとても重要になります。

ストレスの場合

運動量やコミュニケーションが足りていない為にそれがストレスになり無駄吠えが起きることがありますので、その場合は普段の生活習慣から見直していきましょう。

なにかを要求している時の場合

吠えている時におやつをもらうなどの経験をし、「吠える=うれしい出来事がある」と飼い主さんが自覚しないまま教えてしまっている事でこうした無駄吠えが起こってしまいます。

吠え始めたら、「ダメ」などと言い大袈裟なくらい怒っているという態度を表現で伝えましょう。吠えている際は徹底的に無視し、吠えていない際におやつを与えて褒めてあげるというしつけ方も有効です。

恐怖の場合

車の音や大きな音に対する恐怖心から吠えている場合はまず、犬を安心させてあげることが大切です。頭や背中などをそっと撫でて優しく声をかけてあげましょう。

お散歩のしつけについて

初めから首輪とリードをつけてスムーズに歩く事は難しいです。初めての経験で、おびえてしまう子が多いです。数日かけて首輪とリードをつけたままボール遊びなどを繰り返し徐々に慣れさせましょう。慣れて来たら次はお散歩です。

初めの数日は道や外の景色に慣れさせるために犬の好きに歩かせてあげましょう。お散歩に慣れて来ると「飼い主さんより前に出て歩かせない」しつけをしましょう。活発的なボーダーコリーは散歩のときしつけをしないでいると引っ張り癖がついてしまいます。

これではどちらが散歩されているのか、わからないですよね。引っ張って自分中心に散歩していると自分の世界に入り込んでしまい、言う事を聞いてくれなくなります。そうなると危険なのが、散歩中の事故です。

もし万が一引っ張られてリードを離してしまい「待て」の声も届かずそのまま走り去っていき車に接触したなどの事故も実際起っています。こんな事が起こらないように「リーダーウォーク」を徹底しましょう。

まず、リードを短く持って、飼い主はまっすぐ進みますが急にUターンしたり左右に進行方向を変えましょう。このとき、リードはボーダーコリーの首の位置まで下げて変更した方向へ引きましょう。

何度か繰り返すと飼い主さんの動きを見て行動するようになりますのでアイコンタクトがとれるようになれば褒めてあげましょう。他にも引っ張ったら止まるを繰り返すなどといった方法もあります。

間違ったしつけの仕方

厳しく叱るのはNGです。

皆様は、犬をしつける際に怒ってばかりのしつけ、体罰などはしてませんか?実は鹿率図けるしつけ方は案外犬の心には響いてくれない事が多いです。

例えば、飼い主さんが家にいる間に犬がティッシュを散乱させるいたずらをしてしまった時、勿論叱りますよね。ですが飼い主さんが外出中のこういったいたずらは叱れません。

れを繰り返しているとボーダーコリーの頭の中では「飼い主さんがいなければティッシュで遊べる」「飼い主さん=叱ってばかりの嫌な人」という構図が出来でしまいます。そしてその後も叱られ続けると信頼関係が一気に崩れてしまいます。

いたずらされそうな要素を飼い主さんが取り除いていくことが一番の解決法になります。例えばティッシュを散乱させられる、ゴミ箱を荒らされるなどのいたずらは、いたずらをされる物を届かない所に置くor隠す、コンセントをかじられるのであれば、コンセントを何かの物の後ろに隠す、配線を隠すコードカバーをつけるなどの工夫をしましょう。

やってしまった後に怒っても意味がない

留守番中に大切なものを壊されたり、排泄を指定の場所でしていないかったから怒ったという経験がある方は多いと思われます。

これは、更にボーダーコリーの問題行動を生み出す間違ったしつけ方の代表です。時間が立ちすぎてからの罰は犬にとって全く効果がなく、むしろ飼い主さんに対して、不信感を抱きます。

いくら賢いボーダーコリーでも、あの時の行動を怒られているという事はわかりません。ですので、犬からしたら何もしていないのに突然怒られたとしか思えないのです。ですので、基本的に犬が悪い事をした瞬間を見ていない場合は怒る事は辞めましょう。

怒りっぱなしはNG

一つ怒ったら、何か別のことで沢山褒めてあげましょう。また、叱るだけではなく罰の与え方のも様々な物があります。もちろん「叩く」という事は絶対しない様にしましょう。

例えば、悪い事をしたらいつもあげているおやつを与えない、お気に入りのおもちゃを与えない、などの「与えない罰」という方法です。

そうすると犬はおもちゃを返してもらおうと必死になります。すると飼い主さんの指示に従おうとするのでそのまま「待て」「おすわり」などの指示を出し、従ったら取り上げたものを与えて沢山褒めてあげるようにしましょう。

名前を呼んで叱らないように

きっとこれをしている飼い主さんはかなり多いと思われます。「こら!○○!」と、叱ると名前=悪い事をしたときに言われる言葉だと勘違いしてしまいます。

ですので、叱り方も言葉も「だめ!」「NO!」など短い言葉で統一しておきましょう。逆に褒める際も同じです。「良い子」「よしよし」など統一しておきましょう!

訓練士さんに預けるのはNG?

飼い主さんと一緒に通う参加型のしつけ教室なら問題ないのですが、何日か「預ける」タイプの訓練施設に預けると、トレーナーの言う事は聞くのに飼い主さんの言う事は聞かないという事になってしまう事もあります。得にボーダーコリーはそういった傾向になりやすいです。

ボーダーコリーに限らず犬は褒められる事がうれしくて指示に従っています。ですので、叱って伸ばすのではなく必ず褒めて伸ばすようにしましょう。

まとめ

犬のしつけは根気よくするのが一番のポイントです。言う事を聞いてくれなくてイライラしてしまう事もあるとは思いますが、覚えてくれると苦労する事も減りますので頑張りましょう!

特にボーダーコリーは教えるとすべて吸収してくれるのでどんどんしつけが楽しくなってきますよ!そしてなにより大切な事は飼ったからには最後まで責任を持って飼いましょうね。

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