ヨーグルトが大好きな犬って多いですよね!うちの犬もヨーグルトが大好きなんだけど、ホントのところ、ヨーグルトって食べさせて大丈夫なの?!という疑問を持ったことはございませんか?
ヨーグルトは適量を食べると様々なメリットがありますが、食べ過ぎは禁物です!今日は犬とヨーグルトの正しいお付き合いの仕方をご紹介しますので是非参考にしてくださいね!
犬は乳製品が大好きです!
ヨーグルトや牛乳などの乳製品が大好き!という犬は非常に多いです。では、なぜ犬はヨーグルトなどの乳製品が好きなのか知っていますか?
犬の舌は人間と同じく「甘み」を感じる細胞が発達しています。特に果物の甘みである「果糖」や乳製品の甘みである「乳糖」に反応するため乳製品が大好きな犬が多いんです。
乳糖はお腹を壊す??
あなたの知り合いに牛乳を飲むとお腹を壊す人はいらっしゃいませんか? 私はまさに牛乳を飲むをお腹を壊すタイプの人間です。牛乳を飲んでお腹を壊すのは人間だけでなく犬も同じなんです。
お腹を壊す原因は、犬が大好きな「乳糖」を体内で分解することが出来ないために出る症状です。「乳糖」を含んだ食品を食べたときにお腹がゆるくなってしまう犬は「乳糖」への耐性が弱い可能性が高いです。
ヨーグルト>牛乳
牛乳を飲むとお腹を壊すけど、ヨーグルトなら大丈夫!という方もいらっしゃいますよね?はい。私もヨーグルトは大丈夫な人間です。牛乳にもヨーグルトにも同じく「乳糖」が含まれていて、ヨーグルトは牛乳が原料となって作られているものなのに、なぜ違いが出るのでしょうか?
ヨーグルトは牛乳に「乳酸菌」や酵母を混ぜ発酵させた食品です。ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」はお腹を壊す原因となっている「乳糖」の一部を分解してくれるため、お腹を壊しにくくなるんです! 牛乳が苦手な犬もヨーグルトは食べても便がゆるくならないことがあります。
犬がヨーグルトを食べるメリット
犬がヨーグルトを食べることによって得られるメリットは、私達人間がヨーグルトを食べることによって得られるメリットは基本的に一緒です。
1.消化を助ける
ヨーグルトに含まれている善玉菌が、消化を助けてくれます。腸内環境が整うので、栄養成分の消化吸収が良くなり、便秘や消化不良をなくすことができます。
2.カルシウムが豊富
犬は人間の14倍のカルシウムを必要とすると言われています。ヨーグルトの原料である牛乳は豊富なカルシウムを含んでいることはご存知ですよね?ヨーグルトは牛乳に含まれているカルシウムをしっかり維持した食品ですのでカルシウム補給に適した食品です。
3.便秘がちな犬のお通じ改善に
犬にも便秘がちな子がいます。そんなときにヨーグルトを与えてあげることによって善玉菌が腸で働いて便通が改善します。
4.ドッグフードの食いつきが悪いときに
ドッグフードをなかなか食べてくれず困ってしまう飼い主さんも多いと思います。そんなときは、フードにスプーン1杯程度のヨーグルトを混ぜてみてください。今まで見向きもしなかったドッグフードをビックリするほど食べてくれるかもしれません。
犬にヨーグルトを与えるときの注意点
生乳100%のプレーンヨーグルトが望ましい
犬にヨーグルトを与える際は、加糖されていないプレーンヨーグルトが望ましいです。
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人間がおいしく感じるように甘くなっているヨーグルトは犬には甘すぎます。甘いおいしいヨーグルトに慣れてしまうとプレーンヨーグルトを食べなくなってしまうことがありますので注意してください。
ヨーグルトを与える量
犬がヨーグルトを食べることによって得られるメリットはありますが、食べ過ぎは禁物です。犬に与えるヨーグルトの目安として、体重30kg前後の大型犬で大さじ3杯、中型犬で大さじ2杯、小型犬で小さじ1〜2杯を目安としてください。
ヨーグルトを食べるタイミング
ヨーグルトは食べるタイミングによって効果に違いが出ます。ヨーグルトに含まれている乳酸菌などの菌は、酸に弱いため食後に食べることよって胃酸に負けることなく腸に届いて、より効果的に働いてくれます。また空腹時にヨーグルトを食べると、カルシウムの吸収が効率的に行われます。ヨーグルトを食べる目的によって食べるタイミングを変えてみてください。
便のチェックをする
ヨーグルトを与えたあとの便をチェックするようにしましょう。ヨーグルトを食べたことによって便が柔らかく、下痢をするようでしたらヨーグルトを与える量を減らす、もしくは中止してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ヨーグルトを食べるメリットをご理解いただけたでしょうか?ヨーグルトを含む乳製品アレルギーの犬もいますが、そうでない限りヨーグルトを食べて健康な腸内環境を整えるのは人間と同じく重要なことです。
愛犬に最適な量や、好きな銘柄を見つけてヨーグルトを効果的に活用してくださいね!