犬の散歩代行サービスを使ってみたい!注意すべきポイントは?

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仕事が忙しくて家を留守にするのが多い、子育てが忙しくペットに構ってあげられない、足腰が悪くなって散歩が大変など、飼い主の事情で愛犬を散歩に連れていくのが難しい場合があるでしょう。

飼い主の都合に関係なく、犬はほぼ毎日散歩に出かけないとストレスが溜まったり運動不足に陥ったりしてしまうのです。

そんなときに助けてくれるのが、犬の散歩代行サービスです。アメリカでは当たり前のようにあるこのサービス、実は近年日本でも密かに広がっています。

飼い主の代わりに愛犬を散歩して両方を満足させてくれる散歩代行サービスは、いったいどのような内容でどれくらいの料金が掛かるのか…。今日は散歩代行サービスを使ってみたいという方のために

散歩代行サービスの内容

散歩代行サービスの料金目安

散歩代行サービスを選ぶ際のポイント

上記3つのポイントを中心にご紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

アメリカでは当たり前?!犬の散歩代行サービスとは

ベビーシッターを雇う共働きの家庭が多いアメリカでは、飼い犬の散歩も他人に任せる人が多いのが現状です。「ドッグウォーカー」と呼ばれ、散歩に行けない飼い主の代わりに飼い犬を散歩に連れて行ってくれる人や業者が多く存在します。

利用する人たちは主に仕事が忙しい人、高齢者、赤ちゃんがいる家庭です。これらの人々に共通するのは、時間や体力に余裕がなくてなかなか愛犬を散歩に連れていけないという悩みです。

飼い主の都合に関係なく定期的な運動を必要とする犬を満足させ、飼い主に時間と心の余裕を与えるのが散歩代行サービスの役割なのです。

日本でも需要が伸びている散歩代行サービス

日本では、2015年時点でおよそ1,000万頭の犬がペットとして飼育されています。日本国内では5,000万世帯が存在しているため、およそ5世帯に1世帯が犬を飼っているという計算になるのです。

犬はネコや小動物と違い、毎日の散歩や運動が欠かせません。高齢化や核家族の増加が進む日本では、近くで代わりに散歩に行ってくれる人がいなくて困っている家庭も多いのではないでしょうか。

そのような状況の中、アメリカでは何年も前から多くの人々に利用されている散歩代行サービスが、日本でも徐々に増えてきているのです。

散歩代行サービスの仕事内容

依頼人(飼い主)の自宅に出向き、飼い犬を連れて決まった時間の間散歩をしてくれます。

1回のみの散歩の場合もあれば、1日に数回の散歩をしてくれるプランもあるようです。散歩だけでなく飼い主の留守中に水やりや餌やりなど、犬の身の回りのお世話もしてくれるのが散歩代行サービスのお仕事です。

散歩代行サービスの流れ

問い合わせ・予約

愛犬の散歩を依頼したい業者に電話やメール、ホームぺージなどで連絡します。予約の場合はいつ、どこに出向いてほしいのか、愛犬の種類などを質問されます。

打ち合わせ

初めて利用する場合、散歩代行をする人と顔合わせを行い、依頼したい内容を具体的に伝えたり注意点などを共有します。その際にいつもの散歩コースや餌の量なども詳しく聞かれるでしょう。

犬の性格や健康状態によっては散歩を引き受ける側が慎重になる必要があるため、日頃から気をつけている点があれば、漏れなく共有することが大切です。

散歩やお世話

当日、業者が家に出向いて飼い犬の散歩や身の回りのお世話を行います。散歩の前には必ずリードや首輪などの散歩グッズに問題がないかを確認します。

散歩後

散歩から帰宅したら、水や餌を与えたり、足や毛のお手入れなども行ってくれます。さらにケージの中を掃除したり耳や歯といった健康チェックもしてくれるのです。

飼い主に報告

報告書に散歩の時間や行った場所、特に変わったことがなかったかなどの記載を行います。飼い主が不在の時はメールなどでも連絡してくれるようです。

散歩代行サービスの料金

とても便利な散歩代行サービスですが、その料金は大体どれくらいなのでしょうか。

散歩代行サービスを提供する業者でばらつきがありますが、大体30分からの料金プランが設定されています。

30分間の散歩の場合、基本料金は2,500~3,000円、交通費が往復で500~700円ほどかかります。業者によっては登録料として3,000円ほど請求するところもあるようです。

当初予定していた時間から延長を希望する場合は、延長料金がかかります。

60分プランも提供されており、その場合3,000~5,000円くらいが基本料金としてかかります。

業者によっては単発プランと定期プランが用意されている場合もあり、定期的に散歩をお願いしたい際は定期プランがお得です。

散歩代行サービスのメリットは?

散歩代行サービスを利用することは、飼い主と愛犬にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

飼い主にとってのメリット

忙しい間に散歩してくれる

これは飼い主にとって一番のメリットではないでしょうか。

遅くまで仕事をしていて日中散歩に行かせてあげられない、子どもが病気で一緒に散歩に連れていけない、急用が入って1日中家を留守にしなければならないなど、飼い主の事情は様々です。

忙しくて散歩代行サービスを頼む飼い主に共通することは、「忙しくても愛犬に散歩に行かせてあげたい」という想いです。

この想いに散歩代行業者が応えてくれることで、飼い主は「愛犬を散歩に行かせてあげることができた」という安心感を手に入れられます。

気持ちに余裕が生まれる

留守中に愛犬の心配をしたり、仕事が終わると愛犬を散歩に連れて行かなければという思いから家路を急いだりする飼い主は多いのではないでしょうか。愛犬を心配するあまり、気持ちが焦ってしまってはリラックスできなくなってしまいます。

留守にしている間にプロの散歩代行業者に愛犬の散歩を任せれば、心配したり急ぐ必要がなくなるため、飼い主の気持ちに余裕ができるのです。

散歩に連れていけないという罪悪感を感じずに済む

忙しいがために散歩の時間を確保できないでいると、散歩に連れていけないという罪悪感が生まれるでしょう。犬を飼っている限り、毎日散歩に行かせるのが飼い主の役目ですが、やむを得ないことも時にはあります。

このような時に散歩代行サービスをお願いすることで、罪悪感を感じる必要はなくなるでしょう。

飼い犬にとってのメリット

健康を保てる

犬は基本的に毎日散歩する必要があります。散歩をしないと運動不足により肥満を招くかもしれません。愛犬の健康を確保するためには、日頃の散歩が欠かせません。

しかし、飼い主がやむを得ない事情で散歩に行く時間がないこともあるでしょう。その場合に飼い主に代わって散歩代行業者が愛犬の健康を確保してくれるのです。

精神的に安定する

飼い主が帰宅するまで長時間ケージの中で過ごしていると、犬は寂しさを感じて憂鬱な気分に陥ってしまいます。そうすると構ってもらえないという欲求不満から、噛みつきや吠えといった問題行動を起こすことがあるのです。

散歩に連れていけない時に散歩代行サービスを利用することで、愛犬がストレスを発散し、身体の健康だけでなく精神的な安定も確保できるでしょう。

穏やかな態度でいられる

上記で述べたように、犬は家の中に長時間いるとストレスが溜まって問題行動を起こしてしまいます。

散歩は犬の身体に溜まったエネルギーを発散させるのに良い機会です。毎日散歩に連れて行くことで、穏やかな態度を保つことができるのです。

これはしつけにおいて非常に重要なことで、散歩や運動を十分に行っている犬はそうでない犬に比べ、しつけがしやすい傾向にあります。

散歩代行サービスのデメリット

散歩代行サービスを利用することは飼い主にも飼い犬にもメリットが多いのですが、逆にデメリットはあるのでしょうか。

費用がかかる

飼い主の代わりに散歩を行ってくれることはとても有難いことですが、30分のみでも数千円の費用がかかります。

1人暮らしなど経済的に余裕のない飼い主にとっては、敷居が高いサービスだと感じてしまうかもしれません。

また、単発で依頼するのはまだしも、定期的にサービスを利用するとさらに費用がかかってしまうため、頻繁に利用することは難しいと思う飼い主も多くいます。

地域によってはサービスを探しにくい

日本では近年散歩代行サービスが多くなっており、東京や大阪など人工が多く犬を飼っている世帯が多い地域では、散歩代行サービスを探すことは割と簡単です。しかし、地方だと業者が少なくサービスを探しにくいということもあるでしょう。

飼い犬が満たされないことがある

サービスは一般的に30分のプランからありますが、業者によっては60分のプランでも30分間は散歩、残りの時間で水や餌を与えたり身の回りのお世話をする時間にあてられることがあるようです。

犬が必要とする散歩時間は犬の大きさや健康状態によって異なりますが、大型犬で若い犬の場合、30分間の散歩では満たされないことが多いでしょう。

散歩代行で起こっているトラブル

散歩代行サービスは便利である一方で、やはり動物を扱うので何かしらのトラブルは十分に起こり得ます。

これらは散歩をお願いする際に愛犬が嫌っているもの・怖がっているものを業者に伝えたり、首輪やリードなどの安全チェックをすることで、ある程度のリスクを回避できます。

飼い犬の逃走

犬の散歩中に通りすがりの車にクラクションを鳴らされ、それに犬がビックリして逃げてっしまった、首輪が外れて逃走してしまったなど、散歩中に飼い犬が逃げてしまい迷子になることがあるようです。

中には自分の家までの道順を覚えていて自力で帰ってくる犬もいますが、迷子になったまま帰って来ないという事態を招かないように、愛犬が散歩中によく反応するものや恐がっているものを、きちんと伝えることが大切です。

また、首輪やリードに破損などがないか、日頃からチェックしておくことをお勧めします。

散歩中のケガや死亡

自動車や他の犬など、散歩中の危険は至る所に存在します。いくらプロの業者と言っても、散歩中にトラブルに巻き込まれて飼い犬がケガをしてしまったり、最悪の場合死亡してしまうこともあるかもしれません。

このようなことが起こった場合、業者側に非があったのか、もしくは天災などの被害で不可抗力が生じたのかが論点になるでしょう。責任の所在を明らかにするのに時間がかかることを想定しておく必要があります。

散歩代行サービス業者の選び方

散歩代行サービスを利用する際には、本当に信頼できる業者にお願いすることが大切です。万が一のトラブルを未然に防ぐためにも、下記のポイントを意識して業者選びを行いましょう。

動物取扱業に登録しているか

散歩代行はペットショップやペットホテルと同じように、動物を扱うお仕事です。そのため、業者は動物取扱業に登録している必要があります。

ホームページなどに動物取扱業に登録している旨が記載されているか確認しましょう。きちんと登録している場合、「動物取扱業登録番号」というものが付与されています。

なお、必ず動物取扱責任者に任命されている人がいなければならないという決まりもあるため、責任者が配置されているかも確認すると良いでしょう。

愛玩動物飼養管理士の資格を持っているか

散歩代行をするにあたって基本的に資格は必要ありませんが、愛玩動物飼養管理士の資格を持っている人は犬の健康からしつけまで幅広い知識を持っているため、愛玩動物飼養管理士の資格を持っている業者がより信頼できるでしょう。

業者の中には、ある程度の経験があってもあまり知識がないという人を雇っていることもあるため、愛玩動物飼養管理士またはその他ペット関連の資格を持っている人に依頼したいものです。

契約書があるか

サービスを利用する前に愛犬の安全・健康に関することやトラブルが生じた時の対応について契約を結ぶことが大切です。契約を結ばずに散歩を依頼すると、何か起こってしまった際に責任の所在を明確にすることができずに揉める原因になってしまうからです。

契約書を2部作成し、双方記入後1部ずつ保管していると安心です。

他の業者に依頼しても良い?

散歩代行サービスを専門としている業者がいる傍ら、他の会社もサービスの一環で犬の散歩を引き受けることがあります。

ペットショップやペットホテル、ペットシッターなど動物を扱う業者が散歩代行を行うこともありますし、何でも屋・家事代行サービスの会社が引き受けてくれることもあるのです。

特に何でも屋・家事代行サービスは、散歩代行専門の業者よりも低価格でサービスを提供してくれる傾向にあるようです。

しかし、専門業者ではないためサービス内容や契約内容が曖昧になっていることが多いため、トラブルが起こった場合に責任を取ってもらえないことがあるかもしれません。

なるべく金額を抑えて利用したい散歩代行ですが、やはり散歩代行を専門としている業者に依頼するのが無難だと言えます。

散歩代行サービスは近年日本でもペット市場の拡大に伴い需要が増えてきており、サービス内容も充実してきています。忙しい飼い主に代わって飼い犬の散歩をしてくれ、同時に飼い犬の身の回りのお世話もしてくれることで非常にメリットの大きいサービスです。

同時に起こり得るトラブルなど注意しておくべき点もあるため、依頼する際には本当に信頼できる業者かどうか慎重に確認するようにしましょう。

さいごに

散歩代行サービスは便利なサービスです。日々忙しい飼い主さんにとっても時間の節約になりますし、ワンちゃんのとっても健康維持やストレス解消に役立ちます。

散歩代行サービスを選ぶときは今日ご紹介した注意点を参考にしてみてくださいね。

散歩代行サービスは活用の仕方次第では便利ではありますが、犬にとって一番うれしいことは「飼い主さんと一緒に散歩すること」に変わりありません。散歩代行サービスだけに頼らず時間が取れるときは一緒に散歩してあげてくださいね!

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