カニンヘンダックスってどんな性格?他のダックスとの違いは?

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最近では愛犬家の中ではすっかり定着しているカニンヘンダックス。ペットショップでもよく見られますよね。

今から犬を飼おうと考えている方も聞いた事があるんではないでしょうか?ですが、カニンヘンダックスと言ってもミニチュアとの違いやカニンヘンならではの魅力など知らない方もいらっしゃるのでは?

今回はカニンヘンダックスについてまとめてみました!

カニンヘンダックスとは?

カニンヘンダックスは19世紀のドイツで誕生しました。ミニチュアダックスを元にパピヨン・ミニチュアピンシャー・ミニチュアシュナウザーを掛け合わせて生み出されたそうです。

カニンヘンは他のダックスにくらべ、足が長く見えるとよく言われていますが、そもそもダックスフンドは穴ウサギなどの動物を捕まえるのが仕事です。すばしっこいウサギを捕まえるのは足が速くないといけません。

そのため体高、体調比が10:17~18に作られています。あまり足が短くては猟には向きません。

ダックスフンドは3種類います!違いとは?

スタンダードダックスフンド


3種類の中で一番大きいサイズの種類です!最近ではあまり見かけなくなりましたが、生後1年で体重は10kg前後になる大きさです。

ミニチュアダックスフンド

ダックスの中で飼っている方がほとんどなのが、このミニチュアダックスフンドです。生後1年で体重5kg前後ほどです。

日本では生後15ヵ月以上経った状態で胸囲が30cm未満であればカニンヘン委変更登録する事ができます。このミニチュアダックスフンドはサイズの小さい犬と、テリアやピンシャーを掛け合わせたことで生まれたと言われています。

カニンヘンダックスフンド

3種類の中で一番小さいサイズです。生後1年で体重は3kg前後とかなり小さいです。ミニチュアダックスフンドをさらに小型化したサイズで、小さいですが狩りをする本能はそのまま残っているのです。

毛並みも3種類に分けられています!

毛並みは、3種類あり毛並みによっても性格の違いがあるのですよ。

ロングヘアー(サラサラとした少し長い毛)

おとなしい性格をしていて一番甘えん坊でもあります。

ワイヤーヘアー(ごわごわした感じの硬めの毛)

やんちゃな性格をしていて、テリア系の血が混ざっているので気が強いのが特徴。賢くて飼い主さんに忠実。

スムースヘアー(短くつるつるした毛並み)

ダックスの基本の毛並みがスムースヘアーです。スタンダードをそのまま小型化したものなので、ワイヤーヘアーの子と同じく気が強い性格です。そしてとても活発です。

カニンヘンダックスの性格

・陽気で遊びが大好き。

・とても優しい性格。

・少し頑固な面も。

・とっても甘えん坊で触られたがり。飼い主さんが大好き。

・小さい割に気が強く賢いのでしつけ次第で番犬にもなりますが、きちんとしつけができないと無駄吠えをする子に育ってしまう事もあります。

カニンヘンダックスフンドの飼いやすさについて

いろんな犬種と比べると性格も穏やかで人懐っこいですし飼いやすい犬種になります。

無駄吠えについて

ダックスフンドは無駄吠えが多いという事を耳にしたことはありませんか?ダックスの無駄吠えは狩猟犬時代の名残から獲物に向かって吠える特性があるためある程度は仕方のない事です。ですが、育つ環境やしつけをしっかりする事で無駄吠えは少なくできます。

ニオイについて

お手入れをしっかりしていればそれほどニオイは気になりません。シャンプーや歯磨き、ブラッシングなどをしっかりしましょう!

運動量について

それほど運動量は必要ではありませんが、ダックスは太りやすい犬種です。太らないように日ごろからの適度な運動を心がけましょう。

抜け毛について

抜け毛はそれなりにある犬種です。抱っこすると服に毛が付いたり部屋に舞ったりしますので毎日の掃除機やブラッシングが必要です。

特に毛の生え変わりの時期は毎日ブラッシングしてもそれでもまだ抜けるの?と思うくらい抜ける時期もあります。

しつけについて

ダックスフンドはトイレを覚えにくい犬種と言われています。ダックスを飼っている家庭ではトイレのしつけが一番苦労したとよく聞きます。

ですが全く覚えないわけではないので根気強くする必要はありますがきちんと覚えてくれます。

先天的な疾患について

ダックスフンドはブームがあってから人気上位をずっと保ってきているほど人気犬種ですので悪質業者による無理な繁殖や無知な繁殖によって多くの仔犬たちや飼い主さんが被害にあっています。

ダックスフンドはいろんな毛色があります。毛色の組み合わせ方によっては、視覚障害、聴覚障害、心臓疾患と言ったとても危険な先天性欠陥が現れることもあります。ここからはカニンヘンダックスに限った事ではなく、ダックスフンド全体で多い先天性疾患をご紹介します。

進行性網膜萎縮症(PRA)

症状:このPRAは目の病気です。網膜細胞が委縮する病気です。初期症状は暗い場所で目が見えにくくなり、最終的には失明してしまいます。生後8~12ヵ月で失明する場合もあれば、5~6歳での発症もあります。

角膜異栄養症(角膜ジストロフィー)

症状:角膜や周辺に白・灰色の物質が発生する。他の犬種もおこる病気で進行が遅く失明には至らない事もありますが、ダックスフンドの場合は進行が早く、失明になってしまう事が多いです。

犬は失明をしても通常の生活はできますが、障害物を無くしてあげるなどの部屋の環境や散歩の方法などを工夫してあげることが必要になってきます。

聴覚・視覚障害・不妊

症状:「ダップル」という毛色の子に多い障害です。ほとんどの場合白い毛と青い目をもっていて、白い毛が多いほど障害のおそれが高くなります。

ダップル同士の交配の場合平均25%の仔犬に障害が発生すると言われているそうです。もし家庭での交配をするのであれば、後輩の前にお互いの血統書を確認し、先祖を含めた毛色による交配の良否を必ず確認してください。

フォンヴィレブランド病

症状:血小板の働きが低下し、血がとまらなくなってしまう病気です。消化器系や粘膜からの出血・血尿・鼻血などの症状があり、後天的に発症することもあります。

こういった病気を発病してしまった場合は繁殖は絶対にしないようにしてください。

てんかん

症状:発作的にけいれんがおこって意識が無くなり、失禁をしたり、泡を吹いたりします。発作が収まるとほぼ普通の状態にもどります。先天的に脳に異常がある場合、肝臓や腎臓の病気が起因している場合、ストレスが起因となる場合があるそうです。

けいれんが起きたらけがをしないようタオルなどにくるんで、すぐに動物病院に連れて行ってください。先天性の場合は薬物療養が必要です。

膝関節脱臼

後ろ足の膝関節が脱臼してしまいます。先天的な異常で脱臼する場合と、打撲などの外的要因で脱臼する場合があります。軽度の状態から、正常に歩くことが出来ない重度の状態まで、症状は様々です。

手術で整復できます。フローリングなどの滑りやすい床には対策をしましょう。

なりやすい病気について

椎間板ヘルニア

ダックスはヘルニアになりやすいと良く聞くと思います。実際足が短い為、椎間板ヘルニアになりやすいのです。

症状:歩き方がヨロヨロとまっすぐに歩けなかったり、いつもより歩く速度がゆっくりになったりして、個体差にもよりますが運動を嫌がるようになります。進行すると麻痺を起こします。足を引きずったり立ち上がりにくくなってしまいます。

この椎間板ヘルニアにはグレードが5段階あります。

グレード1

動いたり触られたりすると脊椎に強い痛みを感じます。いつも上り下りしていたソファーや階段などの段差の上り下りができなくなります。痛いので「キャン」と高い声をあげることも。

グレード2

歩行は基本的にできますが、麻痺や運動失調を起こしているために後ろ足の力が弱くなり足元がふらついたり、引きずるような歩き方をする場合もあります。

グレード3

自分の力で後ろ足を動かすことができなくなってしまいます。前足のみで歩くようになる事も。

グレード4

足腰だけではなく、自分の力で排尿も不可能になって常に尿が垂れ流しのようになってしまいます。

グレード5

ここまで進行してしまうと、痛覚の中でも一番深い場所「深部痛覚」までを失ってしまいます。強く握ったりしても痛みを感じなくなってしまいます。

治療法:グレードの低い初期の場合は薬で痛みを抑える治療が施されます。

運動制限もされますし、肥満が原因の場合は食事制限を行って減量をします。重症化すると手術によって飛び出した髄核を物理的に除去していきます。

白内障

症状:目の水晶体が白く濁り視力が低下する病気です。ものにぶつかる、音を怖がる、よろけるなどの行動がみられるようになります。老化や糖尿病を起因として発症しますが、6歳以前に発症した場合は、遺伝の可能性があります。

治療法:手術で水晶体を取り除いたり投薬で進行を抑えます。

緑内障

症状:眼圧が高くなり視神経を圧迫し、痛みが伴います。しきりに目をこするようになりこれを放置すると失明してしまいます。目が緑や赤色に見えて眼球が大きくなったり飛び出しているように見えるようになります。

治療法:手術・投薬で眼圧を下げる処置をします。片目で発症した場合、もう片方の目も発症する恐れがありますので、治療後も定期的に検診を受けましょう。

外耳炎

症状:外耳の炎症で、犬はしきりに頭を振ったり、耳を掻くようになります。溜まった耳垢の細菌や、耳ダニの寄生が原因になったり、水が入ったことが原因になる事もあります。

治療法:抗生物質の投薬や塗り薬で完治しますが、慢性化する恐れもありますので早期の治療が必要で、慢性化してしまった場合は手術が必要な場合もあります。こまめに耳掃除をして、清潔に保つことが最善の予防策です。

膀胱結石

症状:オスに多い病気です。膀胱に結石ができて尿道につまってしまうと、少量の尿を頻繁にし、血尿が出たりします。

治療法:小さい場合は食事療法などで解消できますが、大きい場合は手術で取り除きます。

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

症状:副腎皮質からホルモンが過剰分泌される病気で、4歳頃から進行していきます。副腎は生命維持のためにとっても大切な役割をしている臓器ですので、異常がでてしまうと体調が日に日に悪化していきます。

食事量がたくさん増える、沢山の水を飲む、お腹が膨らむ、おしっこの量が多くなる、左右対称の脱毛、元気がなくなる、寝たきりになる、甲状腺機能低下症や糖尿病の病気になったりします。

治療法:薬物療法を行います。ですが完治するわけではありません。

これらの病気にならない為には

肥満には気を付けよう。

人間も犬も肥満は万病の元です。そして、他の犬種に比べカニンヘンダックスは足が短く腰に負担がかかりやすいので、肥満になると椎間板ヘルニアになる可能性が高くなります。そして心臓への負担もとても大きくなります。

足への負担をなるべく避けましょう。

ダックスは他の犬種に比べ足が短く腰に負担がかかりやすいので、高い場所から飛び降りさせたり、腰を曲げた形での長時間の抱っこをしたりすることはなるべく避けましょう。

日頃のお手入れやスキンシップを大切に

お手入れをこまめにしたりスキンシップを取っていると犬の少しの変化にも気づいてあげやすくなりますので、病気の早期発見にも繋がります。

先天的な病気には気を付けて。

どれだけ気を付けていても、先天的病気は防ぎようがありません。とにかく、信頼しているブリーダーさんやペットショップから購入するようにしましょう。上記にも記載していますが、お金儲けのために悪徳な繁殖業者が今でも沢山いますので、そういった方からの犬の購入は大変危険です。

特に色素が薄い色の犬(アルビノなど)は先天的な病気を持っている可能性があるので、色素の薄い子は珍しいので惹かれやすいとおもいますが、選ぶ際は販売者さんに先天性の病気の有無や日ごろの様子などを詳しく聞いて購入を検討する事をおすすめします。

まとめ

カニンヘンダックスが最近ペットショップでもよく売られているのを見られるようになり実際に飼っている方もよく見るようになりました。とても人懐っこく甘えんぼうで小さいので凄く可愛いく、おすすめの犬種です。

カニンヘンダックスでも元々の血統にミニチュアダックスが入っていることもありますので血統書上ではカニンヘンダックスでもミニチュアサイズまで大きくなる子もいますし、血統がすべてカニンヘンでも大きくなる子もいます。

自分でも見て判断できるポイントは、子犬の手足が体に対して太く、大きな手足に見えるようであれば、将来大きくなる可能性があります。必ずというわけではありませんが、そういったことも視野に入れて選んでみてはどうでしょうか?

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