もしかして怯えてる??チワワが震えるその理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

小さくてか弱いチワワはすぐに「震える」というイメージがあります。このチワワの震えについて様々な角度から考えてみました。

ただ、何かに怯えているだけなの?それともどこか痛いの?と真剣な眼差して小さなチワワの顔を覗き込んで心配顔の飼い主さんのために、情報をまとめてみました。

チワワが震えるシュチュエーション

生理的な理由でチワワが震える場面を考えてみました。体が小さなチワワほど、敏感に周りの環境に反応しやすいものです。チワワが生理的に震えている場合と、病的に震えている時を区別して、適切に対応してあげましょう。

そしてもう一つ!そのチワワの気質や性格を一番近い存在の飼い主が理解してあげることがとても重要なのです。

恐怖を感じているとき

チワワが震える場面として考えられるのは「恐怖」を感じているときです。目を潤ませてプルプルと震えているチワワを見ると、母性本能がくすぐられる程にかわいらしさを感じるものです。基本的に怖がりな性格のチワワの場合、恐怖を感じるとすぐに体を震わせて自分の感情を表現するのです。

ひたすら恐怖を感じているときには、震え続けます。それを察知してあげて、気分転換をさせるなど、できるだけストレスを軽減できるような状況を作ってあげることで、恐怖を感じても震えることが徐々に減っていきます。

勇敢なチワワの場合には、恐怖を感じても自分の方から威嚇をして吠えるという行動に出るものです。逆に、怖がりで外の世界での経験が浅いチワワは、『怖い!』と感じた瞬間に全身を震わせて自分の感情を表現します。主に、母犬と早期に離された場合や、兄弟犬と一緒に育つという環境に乏しい場合には、自分の恐怖心を自分で何とかなだめようと、するのです。だからこそ、全身を震わせてその恐怖に耐えようと頑張るのです。

体の一部を震わせるというよりも、全身を震わせて耳を後ろ側に倒して怯えているような仕草を見せているときは間違いなく、恐怖を感じているときなのです。例えば花火や掃除機、工事音などに驚いてしまったときには震えが止まらなくなります。優しく言葉をかけて恐怖の対象物から注意を反らしてあげてください。そうすることで震えは収まっていきます。この、いじらしい仕草も、チワワ特有のものです。飼い主が十分に理解をしたうえで、きちんと対応してあげることで、余計なストレスをチワワに与えることなくやり過ごせるのです。

寒さを感じているとき

体が小さいチワワの場合、体温調節が元々苦手です。だからこそ少しの気温の変化でも寒さを感じやすいのです。チワワにも個体差があります。少々の寒さも平気なチワワも居ますし、エアコンの風が直接当たっただけでも急に震えだす場合もあるのです。皮下脂肪の少ないチワワは特に寒さには弱いのです。

体が少しでも冷えてしまうと震えてしまうので、冬場と夏のエアコン使用時には特に注意が必要になります。そのチワワの特性にもよりますが、1年間を通じて一緒に生活をしていると、そのチワワが震える「温度」というものがわかってきます。ちょっとした気温の変化でも震えてしまうのは、仕方のないことなのです。

例えば、エアコンの温度を急に下げたときなどによく見られるのは、温度調節がうまくできないときの震えです。車のエアコンのように局所的に当たるような場合でも、震えてしまいます。自分の表面温度が下がってしまうと震えてしまうのは、チワワの特徴なのです。

だからこそ、事前に洋服を着るなど、温度調節の微調整を手伝ってあげる必要もあるのです。寒さを感じたときには、思いもよらない速さで、代謝機能が働き、身体の体温を上げようとして全身が震えだすことを覚えておきましょう。

一枚洋服を着ているだけでも、ずいぶんと寒さを感じにくくなるものです。チワワは基本的に温度差のある場面苦手です。その子の適温というものが、必ずありますので。注意深く観察をして、対応してあげれば寒さを感じてガタガタ震える場面も減るはずです。

極度の緊張を感じたとき

初めてのお出かけや見知らぬ場所では、緊張が震えに直結します。そのときに、よく観察をしていると、まず震えと共に尻尾が自分の体側に巻き込まれた形になっているのが、わかります。そして耳元にも注目してみてください。必ず後ろ側に倒れていて、耳元もプルプルと震えているのです。

恐怖と緊張とは少しシュチュエーションに違いがあります。主に、緊張で震える場合は外出時などによく見られます。あらかじめ、チワワが苦手な場面や場所というものを飼い主が把握しておくことで、震えを早く抑えられるのです。その場所が怖くて、筋肉までも緊張を感じてプルプルと震えてしまうのです。ある程度、その子の性格を把握して対処してあげましょう。

慣れない動物病院への通院で、震えが止まらず、下の色が紫色になるまで震えてしまうというチワワに遭遇したことがあります。この場合にも極度の緊張という理由があるのです。飼い主さんは、待合室で待たずに順番が来るまで病院の外や車の中で待機するなど、工夫をしているようでした。

臆病な性格の子が多いチワワの場合には、どうしてもちょっとしたことで震えてしまうのです。小型犬の中でもその傾向は強い方です。次に、病気が潜んでいる場合の震えについて考えてみましょう。外の世界に慣れることも大切ですが、震えが止まらなくなる程の緊張感が続く場面を、飼い主さんがフォローすることも重要なことなのです。

病的にチワワが震えるとき

人間と一緒で体に悪寒を感じるときや、痛みがあるときには震えが止まらなくなるのです。特に、チワワのように体が小さいわんちゃんの場合、生理的な理由以外に震えだしたときには要注意です。基本的にわんちゃんというのは我慢強い動物と言われています。だからこそ、痛みの限界、不快感の限界まで我慢をしてしまう傾向があることを知っておきましょう。

発熱をしているとき

普段から検温の習慣は、なかなか難しいのですが、チワワが普段とは違う震え方をしているときには、病気が潜んでいると考えた方が無難です。

自分で検温が出来ない場合には獣医さんに相談をしてまずは発熱がないかどうかを確かめてみましょう。できればいつもと様子が違うと感じたときには、自宅で検温が出来るような用意を整えておくと安心でしょう。

何らかの感染症にかかってしまい、発熱による悪寒のために震えていることが多いのです。発熱と震えが直結する場合には、体調不良に陥っていることがほとんどですので、早めに対処してあげましょう。熱が出ていて震えている場合のチワワを放置することは危険です。

感染症にかかっていると、発熱を伴い全身状態が急激に悪化します。体が小さいチワワの場合には、重症になりやすいので、発熱による震えには素早く気づいてあげたいものです。

平熱を越えて発熱をしている場合には、いつもより元気がなく震えている場合がほとんどです。寒いときに限らず、軽い熱中症にかかったときにも同じように震えだします。チワワは自分で体温調節が苦手な子が多いのです。外気温に左右されて震えが起きてしまうような場合にも、要注意です。

震えのほかに、吐き気や動きが鈍いなどの症状が出ているときには、できるだけ早く動物病院に行くべきなのです。

痛みがあるとき

チワワは骨格が華奢なので、激しい運動で手足を痛めてしまうことも多々あります。また先天的にヘルニアや関節炎が起きている場合には、痛みによって震えが発生することが多いのです。骨がとても細いので脱臼や骨折を起こしやすい傾向もあります。

実際に、我が家のチワワの場合もふとした動きから関節を捻ってしまい、急に激しく震え出し救急外来に連れて行ったことがあります。普段から吠えない子の場合、身体を丸めてガタガタと震えているときには、強烈な痛みが襲っているときなのです。

素早くその痛みに対処してあげないと、そこから体調が悪化してしまうのです。怪我による身体の震えは、生理的な震えとは違い激しいものです。

震えを甘く見てはいけない場合もある

さっきまで普通にしていたのに、急に激しい震えを起こしやがて痙攣に繋がってしまう場合もあります。そして心疾患の場合には、身体全体に酸素が回らなくなってショック状態に陥り震え出すこともあるのです。

そんなときには、先天的な脳の病気を疑う必要があります。ただの震えではないことを、飼い主の方が察知することも、大切な役割です。

消化器系の異常による震え

チワワが急に吐き気を催しているときには、全身を震わせることが多いものです。それ以前に食べていたものがうまく消化されずに嘔吐してしまう場合や、食事の間隔が空きすぎて空腹になった場合にも、吐き気に襲われることが多いのです。

このときに、震えていても、吐き気が収まると震えも止まれば重篤なことに陥っている可能性は低いと考えられます。

例えばチワワの中には急性胃炎や急性膵炎を起こしやすい子がいます。この場合には急激な痛みや不快感で震え出すことがほとんどです。比較的緊急性の高い消化器系の疾患の場合、素早い処置が大切です。

チワワはいつも震えているから大丈夫!という安易な素人判断はしないでください。いつもよりも震え方が激しいと感じた瞬間に、すぐに獣医さんの診断を仰ぐことが妥当です。

精神的なことが要因の震え

チワワは愛玩犬として育てられることがほとんどです。だからこそ飼い主さんとの密着度も他の犬種に比べて高いのです。そこで、飼い主さんの姿が見えなくなると急に震えだす場合があります。これは神経質な気質から来るものであって、分離不安という症状なのです。

常に飼い主さんと一緒に過ごせないと、精神的に負担がかかりやすくなり、震えや吐き気を催すようになります。もはや心身症という診断がつく状態ですので、気長に治療を行う必要があります。他の疾患と比べて精神的なことが要因となって震える場合には、信頼関係を見直して真摯に心が繊細なチワワに接してあげることが重要になります。

中毒症状による震え

チワワは身体が小さい分、誤飲をして中毒症状を起こしてしまうものを摂取した場合、すぐに震えや痙攣などの症状が出てしまいます。散歩中に拾い食べをするクセのあるチワワにも同じことが言えます。

異物を飲み込んだことで起きてしまう中毒症状は、命とりにもなりかねませんので、注意が必要です。中毒症状による震えと同時に、全身状態が悪化することが特徴です。一刻を争う状況が予想されますので、特に、小型犬のチワワの場合には、飼い主の意識を高めることで、未然に防ぎたいことだと思います。

神経系統疾患による震え

なんの前触れもなく、突然チワワが震えだして硬直をして倒れてしまった場合には、「震え」の中でも一番警戒すべき、神経系等の疾患の可能性が高いのです。脳の病気である、てんかん発作は、軽度の震えから一気に全身硬直の状態になる病気です。

繰り返し、震えを起こすような場合にはきちんと検査をして、診断をする必要があります。頻繁に同じような震えから始まる発作を起こさないように、投薬治療などの方向性をきちんと飼い主が決めておくことが大切です。

チワワの震え・理由は数多い

一番大切なのは、チワワの震えの理由をいくつかの選択肢の中から飼い主さんが、察することなのです。そのために、まずはそのチワワの性格を心得て、元気な時の様子をきちんと把握しておくことが重要です。そしてちょっとしたことで震える性格の持ち主の場合には、その震えの度合いや、そのときの全身状態をチェックしておきましょう。

他のわんちゃんや人が怖くて恐怖心だけで震えている場合には、その場面が解消されると元通りに元気になるものです。逆に、病的な震え方をしている場合には、短時間で元の元気な状態に戻ることはありません。かえって症状が進むと全身状態も悪化していくのです。この境目を飼い主が知っておくことで、素早く対処できるようになるのです。チワワの震えというのは、安易に見過ごすことがないようにするべきだと思います。

まとめ

チワワと言えばすぐに震える、というイメージや先入観だけではなく、震えの状況を見極めて、生理的なものか、病的なものかを判断できるように、家族であるチワワに接してあげるのが一番望ましいことなのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る