ゴールデンレトリバーの子犬と快適に暮らす4つのポイント

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ゴールデンレトリバーは温厚な性格や頭の良さから、欧米はもちろん日本でも人気の高い犬種です。ゴールデンレトリバーの子犬を迎え入れることが決まっている方も、きっとゴールデンレトリバーの性格に魅了されることでしょう。

またこれから犬と一緒の生活を検討している方もゴールデンレトリバーと一緒に暮らしてみたいと思ってもらえるハズです。

ゴールデンレトリバーの子犬を家族の一員にすると決めたら、どこに行けばいいのでしょうか。また、引き取りたい場合はお財布と相談することが大切です。今回は、ゴールデンレトリバーの子犬の入手方法や相場、一生涯にかかるお金を飼い方やしつけ方法とともにお伝えします。

1.ゴールデンレトリバーってどんな犬?

ゴールデンレトリバーの性格

ゴールデンレトリバーは19世紀、イギリス、スコットランドで誕生したと言われています。元々は狩猟の際に鉄砲などで撃ち落とした水鳥を回収するための犬として活躍し、そのための改良を重ねて生まれてきたのが現在のゴールデンレトリバーです。

仕留めた獲物を主人の代わりに回収(レトリーヴ)してくることから、名前にレトリバーと付いています。

非常に頭がよくしつけや訓練がしやすいことから、盲導犬や介助犬としても使われているのをご存知の方も多いのではないでしょうか?また、泳ぎも得意なことから水難救助犬としても活躍しています。

体の大きさとは正反対に非常に温厚な性格と忍耐力の高さから、子どもがいる家庭にも飼いやすい犬種です。

仕事を与えられると喜び、人間のためなら一生懸命働いてくれるのも人気の理由です。また、長時間ひとりでいるのを苦手とし、家族の一員として認識してあげることが大切です。

運動能力が高く、エネルギーに溢れているゴールデンレトリバーは、海や川、山などアウトドアな場面で動くことが大好きです。逆に1日中室内にいるとストレスを溜めてしまうため、積極的に外に連れ出すことが求められます。

一般的にゴールデンレトリバーはおとなしい性格と思われていますが、実は元気が有り余ってやんちゃすることもあるのです。好奇心が旺盛なので子犬の頃は色んなことに興味を示し集中力が持たないこともあります。しかし学習能力が高いので、しっかりしつけをすれば非常に扱いやすくなるでしょう。

ゴールデンレトリバーの体重・大きさは?

獲物を捕まえるように作られた犬種だけに、力強い体格の持ち主です。身体の均整がとれていて、頭部は大きめです。オスは体重が29~34キロ、メスは24~29キロほどまで成長します。

鼻は黒か茶色で、目は大きな瞳でアーモンドのような形をしています。毛は全体的に長く、クリーム色や赤茶色、ゴールド、ダークゴールドなどさまざまです。

季節によって毛の生え変わりが激しく、春や夏はこまめな抜け毛対策が必要になります。大きな耳は常に垂れていて、中で湿気がこもりやすいため、適度に掃除してあげることが大切です。

2.ゴールデンレトリバーの子犬の購入方法

ゴールデンレトリバーの子犬を飼おうと決めたら、どこで見つかるのかをリサーチしましょう。入手先によってはかなり安くで手に入ることもあれば、十数万円かかることもあります。

値段だけでなくその子犬の特徴をしっかり見極めないと、あとあと病気が見つかった…なんてこともあるので注意が必要です。

ペットショップで購入

ペットショップは比較的見つかりやすいのでゴールデンレトリバーの子犬が探しやすいでしょう。しかし、ゴールデンレトリバーのような大型犬の展示スペースがあるショップは限られているので、大型のペットショップをあたることがオススメです。

全国に何店舗も設けるペットショップなら、子犬の出生地や家系などをしっかり把握しているのでより安心です。

ペットショップで購入する際は、ケージに貼られている値段を鵜呑みにしてはいけません。表示されている値段は税抜きだったり、引き取る際に必要なワクチンの接種代金などが含まれていないことがあります。

ペットショップへ子犬を観に行った際には下記の点に注意しましょう。

・動物取扱業者に登録していることがわかる掲示の有無
・ケージなど全体的に綺麗に保っているか
・子犬の手入れが行き届いているか(排泄物をそのままにしていないか)
・店員の犬についての知識が豊富か

動物を販売する際、「動物取扱業者」として自治体から許可を得ている必要があります。動物取扱業者に登録している場合、店内に「動物取扱業者標識」というものが提示されていますので、チェックするようにしましょう。

動物取扱業者の掲示がないと、違法に動物を販売している可能性があり、そこから犬を購入しても健康管理が不十分で病気になりやすい恐れがあります。

ペットショップの店員が知識豊富か確かめるためには、ブリーダーからの直送か、生後何日でお店に来るのか、ゴールデンレトリバーの飼育で気を付ける点はないかなど、犬の流通や飼育について色々聞いてみると良いでしょう。

中には子犬が生まれた場所や環境を全然把握していないペットショップもあるのです。曖昧な回答が返ってきたり、わからないと答えた場合は、あまり良いペットショップではないかもしれません。いくつかペットショップに行って信頼出来る店員、ショップから購入することをオススメします。

ブリーダー

ブリーダーとは、犬の交配や出産、改良などに従事する人を指します。ペットショップで販売されている血統書付きの犬は、ブリーダーからの流通がほとんどです。

ブリーダーは犬に関する知識が豊富で、病気を引き起こさないように十分に配慮しているため、健康で元気な子犬を引き取りたいという方はブリーダーを検討してみるといいでしょう。ゴールデンレトリバーは人気の犬種なので、扱っているブリーダーも多くいます。

ブリーダーからゴールデンレトリバーの子犬を引き取るメリットとしては、子犬の性格や成犬になったときに体格を把握しているという点です。子犬の健康管理をしっかり行っているため、安心して引き取ることができます。

またペットショップを介さずに直接購入することで値段も比較的安いでしょう。購入後の飼い方や病気に関する不安があれば、ブリーダーに直接相談することも可能です。

ブリーダーを探す際には、ブリーダーを紹介するポータルサイトを利用してみましょう。子犬の写真や誕生日、出生地などがひと目でわかり、どの子犬が良いか簡単に比べることができます。

全国の子犬が検索できるポータルサイト

ブリーダーワン
ブリーダーナビ
みんなのブリーダー
ブリーダーズ 
みんなのゴールデンレトリバーブリーダー

中でも「みんなのゴールデンレトリバーブリーダー」はゴールデンレトリバーの子犬を専門に掲載しているポータルサイトで、ブリーダーからのコメントや健康保障サービスなど内容が非常に充実しているのでおすすめです。是非一度覗いてみてくださいね。

里親になる

飼い主に捨てられたり、事情があって飼えなくなってしまった犬を引き取るという方法もあります。そういった犬たちは保健所や動物愛護センターなどに引き取られ、新しい飼い主が決まらないまま一定の期間が過ぎてしまうと殺処分されてしまいます。

保護された犬たちはインターネット上で見ることができ、気に入った犬がいれば連絡して引き取り元と面接をします。大丈夫だと判断されると引き取ることができます。他にも施設に直接足を運ぶことも可能ですし、譲渡会に行くのも良いでしょう。

里親になるということは犬の命を救うことになるため非常にいいアイディアですが、ゴールデンレトリバーの子犬の里親募集を見つけるのは困難です。また仮にゴールデンレトリバーの子犬を見つけて引き取ることになっても、ワクチンや去勢の費用が自己負担であったり、後から病気が発見されることも十分考えられます。引き取る前には必ずワクチン摂取や去勢は済んでいるのか、病気など気になることはないかなど確認しましょう。

ゴールデンレトリバーの子犬の相場

ゴールデンレトリバーの子犬の相場は5万円から30万円と幅があります。これは成長ステージや種類、購入先、親犬の値段によって変動があるためです。

一般的に生後間もない子犬の方が値段が高く、大きくなっていくにつれて値段が下がっていきます。ゴールデンレトリバーの子犬を購入する際、ペットショップやブリーダーなど場所によって価格が違いますが、一般的にペットショップで購入するほうが値段が高くつきます。

ゴールデンレトリバーには大きく分けて2つの種類があります。「アメリカンゴールデン」と呼ばれる種類はアメリカ発祥で、毛の色がクリームから茶色のゴールデンレトリバーです。日本国内で繁殖されているものはアメリカンゴールデンがほとんどです。

もう1つは「ブリティッシュゴールデン」と呼ばれる白っぽい毛色のゴールデンレトリバーです。ブリティッシュゴールデンは日本では珍しく、ブリーダーが少ないという理由で50万円を超えることもあるのです。

ゴールデンレトリバーの子犬を購入する先は自由ですが、ゴールデンレトリバー専門のブリーダーが最もおすすめです。ゴールデンレトリバーに関する知識が豊富ですし、遺伝疾患や感染症の心配も少なくて済むでしょう。ペットショップを介さずに購入するため値段は比較的安いですが、親犬が受賞犬といった優秀な犬である場合、子犬の値段が高くつく場合があります。

犬の性格や家系などで決めることも大切ですが、まずはしっかり自分のお財布と相談して適切な価格で手に入れるようにしましょう。

4.ゴールデンレトリバーの子犬を迎え入れたら…

いよいよゴールデンレトリバーの子犬を家族に迎え入れるとき、飼い方やしつけはどのようにしたら良いのでしょうか。ここではゴールデンレトリバーと一緒に生活する際のポイントをご紹介しますね。

ゴールデンレトリバーの子犬の飼い方

室内飼いがおすすめ


ゴールデンレトリバーは人懐っこい性格ですが、その反面、大の寂しがり屋でもあるため、なるべく室内で飼うことをおすすめします。室外で飼うと飼い主との交流があまりできないためストレスを感じやすく、またノミ・ダニなどの被害にあう可能性が高くなってしまいます。

室内飼いではなるべく犬用のクレートを用意してあげましょう。ゴールデンレトリバーは巣穴で生活していたこともあり、クレートは安心できる空間と認識しやすいのです。

トイレトレーニング

室内で飼う際には必ずトイレトレーニングを行いましょう。ゴールデンレトリバーは綺麗好きな犬であるため、トイレの場所を覚えればそこで用を足すようになります。子犬の間はトイレトレーニングを行っても失敗することがあります。なるべくトイレは同じ場所に設置することで覚えるのが早くなるでしょう。

犬は用を足したい時、そわそわしたり地面の匂いを嗅ぎます。そういう仕草が見られたらすぐにトイレに連れていくようにしましょう。大切なのは失敗しても怒らないことです。怒るという行為を構ってくれていると解釈されてしまい、飼い主の気を引くためにわざとトイレを失敗することがあるのです。トイレに成功したときは思いっきり褒めてあげると、失敗することが少なくなります。

食事の与え方

ゴールデンレトリバーは食欲が旺盛なので、食事の量に配慮する必要があります。太りすぎは股関節形成不全などの病気に繋がるため、体重をチェックしながら食事を与えるようにしましょう。

生後1ヶ月までは基本的に親犬の母乳のみで育ちますが、その頃に引き取った場合は犬用のミルクを与えます。

生後3週以降からドッグフードが食べられるようになりますが、2か月まではドッグフードをミルクでふかして与えることで消化不良を起こさずに済みます。

生後2か月目に入ると徐々に餌に入れる水分を少なくしていきましょう。急に餌を変えると体調が悪くなることがあります。なるべく購入先で使用していたものと同じフードを与えるようにします。

7か月目から成犬用のドッグフードに切り替えますが、体調を見ながらゆっくりと成犬用のフードに切り替えていくことが大切です。この頃になると食欲が増してくるため、あげすぎには十分注意してください。

ゴールデンレトリバーは体格にもよりますが、オスは体重が29~34キロ、メスは24~29キロが目安です。それを上回るようでしたら、1回あたりの食事の量を少し減らすことをおすすめします。

運動量

ゴールデンレトリバーはエネルギーにあふれ、かなりの運動量を必要とします。散歩は1日最低でも2回、1回あたり30分~1時間が理想的です。散歩だけでなく、たまにドッグランなど自由に走り回れる場所に連れて行きましょう。

運動不足は健康によくないどころか、ストレスの原因になり問題行動を引き起こします。しつけにも影響が出てくるので、怠らないことが大切です。

ただし子犬の頃はまだ身体が発達しきれていないため、様子を見ながら散歩時間を調整しましょう。

ゴールデンレトリバーとの室内での生活については「ゴールデンレトリバーと室内で暮らすための7つの基礎知識」で詳しくご紹介していますので合わせて読んでみてくださいね!

ゴールデンレトリバーの子犬のしつけ

ゴールデンレトリバーはとても賢い犬で人間によく懐きますが、しつけを疎かにしていると噛みつきや飛び掛かりなどの問題行動を起こすようになります。温厚な性格とはいえ、大型犬なので人間がコントロールできる状態にまでしつける必要があります。

しつけは必ず家族全員で行うようにしましょう。家族の間で一貫性がないとどんなにしつけても習得できません。

子犬時代の社会化が大事

しつけをする前に、外界に慣れておくことが大切です。室内で飼っていると家族とのコミュニケーションは十分でも、外との関わりが薄くなりがちです。積極的に散歩に出して、他の人や犬、車などあらゆるものに慣れさせましょう。

社会化しないまま成犬になってしまうと、恐怖心を持ってしまい問題行動の原因になってしまいます。社会化は生後4~13週ごろが適正な時期です。この間に散歩を通してたくさんの人や物に会うようにしてください。

犬のリーダーになる

犬は相手に対して優劣をつける習性があります。自分より下の立場の相手には歯向かう態度を見せるため、飼い主はまずリーダーとしての自覚を持つ必要があるのです。

おもちゃやおやつを与えすぎたり、犬が悪いことをしても叱らなければ犬は自分の方が立場が上だと認識してしまいます。子犬だからと甘やかしすぎることは良くありません。

おすわりや伏せ、お手などを教える際には、飼い主がリーダーであるという姿勢を常に持つようにしましょう。散歩の引っ張り癖も、リーダーである飼い主より前には出ないように教えることで、散歩中のコントロールがしやすくなります。

しつけの前に運動。愛情は一番最後に

犬は落ち着きがない状態でしつけをしても集中できません。しつけを行う前に、十分な運動でエネルギーを消耗させることをおすすめします。特にゴールデンレトリバーは非常に活発な犬種であるため、しつけの前の運動は必須といっても良いでしょう。

しつけがままならない状態で愛情を注ぎすぎると上下関係が逆転しまいます。犬が規律を守って初めて愛情を与えるようにすることが大切です。

ゴールデンレトリバーと幸せに暮らすために

ここまででゴールデンレトリバーの子犬の飼い方や相場、しつけに関することなどをお伝えしましたが、すべてゴールデンレトリバーと幸せに暮らしていくために必要なことです。

ゴールデンレトリバーは長生きすれば十数年と生き延びます。長い年月を一緒に暮らしていくためにも、ゴールデンレトリバーの性格や正しい飼い方をしっかりと理解したうえで、新しい家族を迎え入れてください。

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