ドッグフードは、ワンちゃんが毎日食べるもの。
多くの飼い主さんは「できればコスパの高いものを選びたい」と思っていることでしょう。
しかし、愛犬が喜んでくれないものや安全性に欠けるものはなるべく選びたくないですよね。
ということで、このページでは、安心して愛犬に与えることのできるドッグフードの中でコスパが良いものを選びたいというあなたのために「品質などのクオリティとコスパの両方が高いとされるおすすめドッグフード」を7種類紹介します。
また、ドッグフードを選ぶために最低限気を付けるべきポイントについても説明しています。
ドッグフードはコスパで選ぶ?
愛犬のおやつなどにも、「国産のものを選ぶ」「身体や歯に良いものを選ぶ」というような考え方を持っている飼い主さんが多いもの。
愛犬が毎日食べるドッグフードについてはなおさら、様々なことを気にしながら選びますよね。
とはいうものの、「あまりお金をかけることができない」「できることなら手頃な値段のドッグフードの方がありがたい」と思っている飼い主さんも少なくありません。
しかし、安いだけでは魅力的なドッグフードとは言い難いですよね…。
たとえすごく安くても、原材料がよく分からない物や愛犬の健康に良くないものを選ぶのには抵抗があるものです。
つまり、多くの飼い主さんが求めているのは「品質や安全性が高くコスパも高いドッグフード」でしょう。
そこで、今回は「品質とコスパの高いドッグフードの選び方」とおすすめドッグフードを10種類紹介します!
ドッグフードのパッケージに注目しよう
ドッグフードを選ぶ際、パッケージを確認することは非常に大切です。
まず、第一主原料に何が使われているのか、どんな穀物が使われているのか、どのような添加物が配合されているのか、ということは最低限確認したいところです。
また、動物油脂・植物油脂といった表記だと、どんな種類なのかわからず、特にアレルギーなどを気にしている飼い主さんは非常に不安になりますよね。
できれば、チキン・ラムや、ひまわり油など、より詳しい表記がされている方が安心できます。
さらに、第一主原料に穀物が使われているドッグフードは要注意です。
犬は本来肉食動物なので、穀物がメインのドッグフードを与えることは良くないと言われています。
特に、犬にとって消化が悪くアレルギーが出てしまう可能性も考えられますし、涙や目やにが出ることで涙やけが起きてしまいます。
添加物についてはさまざまな種類があります。
ドッグフードに良く使用されていて犬の健康に良くないとされている成分は意識して覚えておく必要がありますね。
おすすめドッグフードの選定基準
このページで紹介するおすすめドッグフードの選定基準を説明します。
①第一主原料に動物性たんぱく由来のものを使用している
②愛犬の健康に対してより良い効果を期待できる
③有害な添加物が使用されていない
④原材料がより詳しく表記されている
①~④を総合的に見て、比較的安全面に配慮しているドッグフードの中で特に手頃な値段であるドッグフードを「コスパの高いもの」とし、紹介していきます。
また、コスパも重視するため、紹介するドッグフードの値段は1㎏あたり2000円までとします。
紹介する中で、安全性が低いものや気になる点があるドッグフードから先に紹介しています。
筆者は2匹の愛犬と暮らしているという飼い主の立場からおすすめのドッグフードを紹介しています。
飼い主さんのドッグフード選びの参考にしていただければ幸いです。
おすすめドッグフード7選!
おすすめドッグフード①1kgあたり993円の「シーザー ドライフード」
「シーザー ドライフード」には、チキン味・ラム味・ツナ味の3種類あります。
第一主原料にチキンミールやラムミールを使用しており、お肉類本来のおいしさ・栄養が詰まっています。
さらに、栄養豊富なかぼちゃ・トマト・にんじん・えんどう豆の4種類の庭園野菜入りで、お肉と野菜のバランスも考えられているドライフードでもあります。
厳選素材を使った「シーザードライフード」がもたらす毎日の健康ケアの特徴は3つあります。
・輝く被毛と皮膚の健康維持
・健康でしなやかな筋肉の維持
・消化吸収の健康維持
どれもワンちゃんの健康には欠かせない要素なので飼い主さんも嬉しいですよね。
「シーザー ドライフード チキンと4種の農園野菜入り 超小粒」を例に、原材料・成分値を詳しく見てみましょう。
「シーザー ドライフード」には「動物性たんぱく質」が25%以上配合されています。
特に、チキン・ラム・ツナなどの「動物性たんぱく質」は、ワンちゃんの身体で吸収されやすいと言われおり、筋肉・皮膚・被毛・内臓など愛犬の身体づくりをサポートしてくれます。
しかし、「シーザー 素材本来のおいしさと栄養」は、酸化防止剤にBHA・BHTが配合されています。多量に摂取させる場合は危険な成分なので、フードローテーションなどをする必要はありそうです。
「シーザー 素材本来のおいしさと栄養」は2020年8月24日に発売されたばかりのものなので、これからのリニューアルに期待したいところですね。
「シーザードライフード」は3kgで2,980円なので、1kgあたり993円です。
BHA・BHTが配合されているのはマイナスポイントですが、このクオリティで1kgあたり1,000円を切るとは、まさしくコスパが高いですよね。
おすすめドッグフード②1㎏あたり1,090円~1,760円の「ユーカヌバ」シリーズ
「ユーカヌバ」のドッグフードは、ライフステージ・犬のサイズ・スペシャルサポートの3シリーズに分かれており、ドッグフードの種類はなんと16種類。愛犬に一番適したフードを選べるのも飼い主さんにとって嬉しいポイントの一つですね。
「ユーカヌバ」ドッグフードの第一主原料は、人間も食べられる品質・ヒューマングレードの鶏と七面鳥。
植物や穀物由来のたんぱく質を主なたんぱく源として使用していないところにこだわりを感じます。
また、以前は酸化防止剤にBHAと没食酸子プロピルが使用されていましたが、2018年9月のリニューアルで天然由来のものに変更されているので安心です。
ただし、できれば避けた方が良いとされる動物性油脂が使用されているほか、穀類に関しての情報が不明であることはマイナスポイントです。
「ユーカヌバ」は800gで1,408円なので、1㎏あたり1,760円です。
7.5kgのものならば1kgあたり1,090円で購入することができます。
ヒューマングレードのお肉が使用されているドッグフードがこの価格帯となると嬉しいですよね。
おすすめドッグフード③1㎏あたり約830円の「プロマネージ 」ドッグフード
AAFCO栄養基準を満たす高機能フードとしても知られる「プロマネージ」ドッグフードの室内犬用を紹介します。
「プロマネージ」ドッグフード 室内犬用は、以下の6つの要素を持ったドッグフードです。
・美しい毛づやの健康の維持
・健康を保ち免疫力維持
・お口の健康維持
・腸内環境の健康を維持
・健康的な皮膚の維持
・下部尿路の健康維持に配慮
このほかにも、うんちの量と臭い・口臭・体重管理にも配慮しているドッグフードなので愛犬だけではなく飼い主さんにとっても嬉しいドッグフードですよね。
ミネラル成分配合の粒を噛むことで歯垢や歯石の蓄積を防ぐことができることも嬉しいポイントです。
それでは、原材料・成分値を詳しく見ていきましょう。
「プロマネージ 」ドッグフード 室内犬用の第一主原料には、ターキーが使用されています。
鳥や家禽類の種類が明らかにされていないこと、BHA・BHTが使用されていることはマイナスポイントです。
もしBHA・BHTが心配な場合は、フードローテーションやフードのトッピングをするなど工夫が必要にはなります。
しかし、「プロマネージ 」ドッグフードはAAFCOの栄養基準をクリアした総合栄養食であることは間違いありませんし、栄養バランスにこだわっている飼い主さんにはおすすめのドッグフードです。
また、「プロマネージ」にはグレインフリーのドッグフードもあるのでアレルギーが心配なワンちゃんも安心ですね。
「プロマネージ 」ドッグフードの値段は1.7㎏あたり1,410円ですので、1㎏あたり約830円です。
コスパもかなり高いので、おすすめのドッグフードの一つです。
おすすめドッグフード④1㎏あたり約647円~約767円の「ピュリナワン」ドッグフード
「ピュリナワン」ドッグフードは、<健康6要素>のすべての条件を満たしたバランスの良いドッグフードです。
健康6要素とは、
・理想的な体格
・抵抗力の維持
・健康的な骨格と関節
・消化吸収性と便
・皮膚・被毛の健康と目の輝き
・健康な歯
の6つの要素のことを指し、どの要素も大切な愛犬の健康のためには欠かせないものです。
愛犬に必要な栄養をバランス良く配合しただけでなく、「食べるよろこび」についてもよく考えて作られたこだわりのドッグフードですね。
「ピュリナワン 1歳以上 食にこだわる成犬用 チキン 小粒」を例に、原材料・成分値を見てみましょう。
「ピュリナワン」ドッグフードの第一主原料には、良質なたんぱく源である新鮮なお肉やお魚が使用されています。
トウモロコシや小麦粉など、ワンちゃんにとってアレルギーになりやすい穀物が主原料に使われていないことからも健康に配慮していると言えますよね。
また、もちろん酸化防止剤にも天然由来のものだけが使用されており、合成着色料・香料も無添加です。
「ピュリナワン」ドッグフードは2.1㎏のものが1,609円なので1㎏あたり約767円とコスパもかなり高いです。
さらに、定期お届け便を利用すれば15%オフの1,359円なので、1㎏あたり約647円購入することができます。
おすすめドッグフード⑤1㎏あたり1650円の「サイエンスダイエット」ドッグフード
「サイエンスダイエット」は、日本で非常に人気のあるヒルズ社のドッグフード。
そんなヒルズ社が手掛けている「サイエンスダイエット」は、「高品質のたんぱく質や科学的に証明された抗酸化成分を配合」「合成の香料・保存料は不使用」とされています。
まずは、「サイエンスダイエット アダルト 小型犬用 成犬用 1歳~6歳」を例に、原材料・成分値を詳しく見ていきましょう。
「サイエンスダイエット」の第一主原料には、チキンとターキーが使用されています。
たんぱく質も25%以上と、豊富に含まれていますね。
動物性油脂という表記については、どの動物のものなのか明らかにされていないので少し気になりますが、ビタミン類の種類はかなり豊富なのでヒルズ社のこだわりが感じられます。
酸化防止剤にも天然由来のもののみが使用されているので品質も良いと言えるでしょう。
ヒルズ社は「満足保証」制度を導入しており、万が一ドッグフードに満足できなかった場合は購入代金を返金してもらうことができます。
自社商品に自信があるからこその対応でしょうから、期待が高まりますよね。
そんな「サイエンスダイエット」の値段は、1.5㎏で1,538円ですので、1㎏あたり1,025円です。
唯一心配な点である動物性油脂の詳細についてどうしても気になるということがなければ、ある程度安心してワンちゃんに与えることのできるドッグフード且つ、高コスパと言えるでしょう。
おすすめドッグフード⑥1㎏あたり1650円の「ナチュラルバランス」ドッグフード
ナチュラルバランス オリジナルウルトラ ホールボディヘルス」ドッグフードは、「愛犬の健康維持に配慮した究極の総合栄養食」と言われており、グルテンフリーで安全なフードです。
また、その他アレルギーの原因になりやすいとされている大豆・卵・乳製品・ひまわり油・小麦・トウモロコシは一切使用していないというのも魅力の一つですよね。
それでは、「オリジナルウルトラ ホールボディヘルス チキン」を例に、原材料・成分値を詳しく見ていきましょう。
「オリジナルウルトラ ホールボディヘルス チキン」の第一主原料は、鶏肉です。
主原料の鶏肉やミールには人間も食べられる品質・ヒューマングレードのものが使用されています。
穀類の使用は多いですが、小麦・トウモロコシ・大豆・卵・乳製品の使用はされていないのでアレルギーが心配なワンちゃんにも安心して与えることができるでしょう。
「ナチュラルバランス」のドッグフードは12種類と豊富で、よりワンちゃんに合ったフードを選ぶことができるのも嬉しいですよね。
「ポテト&カンガルー」「スウィートポテト&バイソン」など物珍しい味も販売されているのでドッグフード選びが楽しくなることでしょう。
「ナチュラルバランス オリジナルウルトラ ホールボディヘルス」ドッグフードは、1㎏あたり1650円で購入できます。
このクオリティで2000円を切るとは、かなりコスパが高いですよね。
おすすめドッグフード⑦定期便利用で1㎏あたり1960円の「カナガン」ドッグフード
「カナガン」ドッグフードは、イギリス最高級・グレインフリーのドッグフードです。
テレビやネット広告で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の基準をクリアしている工場で製造されていることもあり、かなり品質の良いドッグフードです。
それでは、「カナガンドッグフード」の原材料・成分値を詳しく見ていきましょう。
「カナガンドッグフード」の主原料は骨付きチキンと乾燥チキンを始め、全体で60%も動物性たんぱく質が含まれています。
もちろん人間も食べることのできる品質・ヒューマングレードの新鮮な鶏肉を使用しています。
さらに、消化を助けてくれるさつまいも・ミネラルを豊富に含んだ海藻を始め、免疫力を保つのに役立つマリーゴールド・ビタミンCを豊富に含んだクランベリー・リフレッシュ効果のあるカモミールなども配合されており、愛犬の健康に配慮した高品質なドッグフードだと言えるでしょう。
「カナガン」ドッグフードは、2kgで4356円ですが、定期コースで注文すると10%オフの3920円になるため、1kgあたり1960円で購入することができます。
ここまで高品質なドッグフードが1kgあたり1960円とは本当にありがたいですよね。
まとめ
ここまで、「ドライフードの選び方のポイント」と、「品質などのクオリティとコスパの両方が高いとされるおすすめドッグフード」を7種類紹介してきました。
・多くの飼い主さんが求めているのは「品質や安全性が高くコスパも高いドッグフード」
・ドッグフードを選ぶ際、第一主原料・穀物・添加物の種類については最低限確認する
・愛犬の健康に対してより良い効果を期待でき、原材料がより詳しく表記されているフードを選ぶ
・第一主原料に動物性たんぱく由来のものを使用しており、有害な添加物が使用されていないフードを選ぶことも重要
紹介したものは
・1㎏あたり約830円の「プロマネージ 」ドッグフード
・1㎏あたり1,090円~1,760円の「ユーカヌバ」
・1㎏あたり約830円の「プロマネージ 」ドッグフード
・1㎏あたり約647円~約767円の「ピュリナワン」ドッグフード
・1㎏あたり1650円の「サイエンスダイエット」ドッグフード
・1㎏あたり1650円の「ナチュラルバランス」ドッグフード
・定期便利用で1㎏あたり1960円の「カナガン」ドッグフード
飼い主さんと愛犬が笑顔になれるドッグフード選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!